「マジンガーZ」が厚生労働省とコラボ、「麻しんがゼロ」で感染予防を啓発 | アニメ!アニメ!

「マジンガーZ」が厚生労働省とコラボ、「麻しんがゼロ」で感染予防を啓発

『劇場版マジンガーZ』(仮題)の公開を記念し、マジンガーZと厚生労働省のコラボレーションが決定した。「みんなで目指そう!麻しんがZero!」と題して、麻しん(はしか)予防のキャンペーンを行う。

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(c)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会
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『劇場版マジンガーZ』(仮題)の公開を記念し、マジンガーZと厚生労働省のコラボレーションが決定した。「みんなで目指そう!麻しんがZero!」と題して、麻しん(はしか)予防のキャンペーンを行う。

今回のコラボレーションは、海外渡航者に向けて麻しんの感染予防を啓発するために企画された。コラボポスターでは大雨に打たれながら雄大にそびえるマジンガーZと「みんなで目指そう『麻しんがゼロ』」というキャッチコピーが掲げられている。
麻しんは感染力が非常に強く、免疫が不十分な人が感染すると高い確率で発症する。人から人にも容易に感染し、2016年には全世界で約19万人の報告があった。肺炎や中耳炎を併発することもあり、先進国であっても患者1000人に1人が死亡すると言われる。日本で報告された麻しんは海外で感染した人が発症する輸入症例に由来している。
厚生労働省は搭乗型巨大ロボットの祖として親しまれている『マジンガーZ』とのコラボによって、海外渡航者に向けて注意を促す方針だ。今後はリーフレットの作成やSNSなどを通じて、啓発活動を実施していく。

『マジンガーZ』は1972年に永井豪が「週刊少年ジャンプ」で連載をスタート。マンガと並行してアニメも制作され、国内のみならずアジア、ヨーロッパ各地で多くのファンを獲得した。
最新作『劇場版マジンガーZ』は悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国の野望を阻止して、平和を取り戻してから10年後の世界が舞台。主人公の兜甲児はパイロットを離れ、祖父や父のように科学者の道を歩みはじめていた。だが彼は富士山の地中深く埋まった超巨大構造物と謎の生命反応に遭遇してしまう……。兜甲児役には森久保祥太郎、ヒロインの弓さやか役には茅野愛衣が起用された。

『劇場版マジンガーZ』(仮題)
2018年1月13日(土)全国ロードショー

(c)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会

《高橋克則》

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