葵豹馬役・三ツ矢雄二、デビュー当時の秘話を明かす「DX超合金魂」発表会【おもちゃショー2017】

6月1日（木）より4日間、東京ビッグサイトで行われる玩具見本市「東京おもちゃショー2017」。初日のバンダイブースでは、今年12月発売予定の「DX超合金魂超電磁ロボコン・バトラーV」発表会が開催された。ステージには“DX超合金魂”ということでゲストにメイプル超合金の2人、そしてコン・バトラーVで主役の葵豹馬役を務めた三ツ矢雄二が登壇した。

イベントがスタートすると、まずはメイプル超合金のカズレーザーと安藤なつが登場。大きな拍手で迎えられた二人の衣装の胸部分にはコン・バトラーVと同じ大きなV字が。さらに安藤が何か手に持っているとMCから指摘されると「ミニトマトを…」と言いながら、「DX超合金魂超電磁ロボコン・バトラーV」に付属する重要キャラクターのパペットを観客に見せ、会場は笑いに包まれた。

その後、商品説明のVTRが流れると5台のバトルマシンを一つずつ組み合わせて、自分の手でコン・バトラーVを合体させられること。アニメの変形合体シークエンスを完全再現しており、合体サウンド・劇中BGM・主題歌が流れることが明らかになった。さらに、合体中と専用の台座に本体をセットすると、主人公・葵豹馬とロペットのボイスが流れ、往年のファンには堪らない仕様に。

VTRが終了すると、会場に葵豹馬を演じた三ツ矢雄二が「レーッツ！コーンバイーン！」という決め台詞とともに登場。「コン・バトラーVの葵豹馬役は声優デビュー作。あの時はまだ大学生でした」と当時を振り返った。マニアは飛び上がるほど嬉しいのではないか、と三ツ矢が語ると、すかさず「リアル世代ではないけれども、ゲームなどから入ってから作品を見ました」とカズレーザーがコン・バトラーVへの想いを語る。世代を問わずに作品が親しまれていることをうかがわせた。

続いて、作中でロペットの声を演じた野沢雅子からのビデオメッセージを上映。自身が演じたロペットへの想いと「DX超合金魂超電磁ロボコン・バトラーV」を実際に手に取った感想を語った。さらに当時、声優初挑戦だった三ツ矢との思い出では「（三ツ矢は）声がひっくり返ったり、声が出なかったから、お腹に力が入るように片足でやってみればいいんじゃないって声をかけたら、声が出るようになったんですよ」と当時のエピソードを披露。野沢は最後に「一家に一台置いてください」と製品をおススメし、ビデオメッセージは終了。師匠と仰ぐ野沢からメッセージをもらった三ツ矢は感無量の様子だった。

最後に一言ずつ挨拶をする中で、カズレーザーは「超合金で丈夫な造りだから遊び倒してほしい」と語り、三ツ矢は「コン・バトラーVがこうして復活してくれたこと、そしてメイプル超合金に会えたことがうれしかった」と満足そうに話し、イベントは終了となった。

(C)東映

東京おもちゃショー2017
開催日時：
商談見本市　2017年6月1日（木）～2日（金）
一般公開　6月3日（土）～4日（日）
場所：東京ビッグサイト