ポリゴン・ピクチュアズが「Lost in Oz」でデイタイム・エミー賞を受賞 通算5回目の快挙
アニメーション制作会社のポリゴン・ピクチュアズがアニメ『Lost in Oz: Extended Adventure』で、第44回デイタイム・エミー賞の子供向けアニメーション番組部門を含む3冠に輝いた。同社がエミー賞の部門最優秀賞に輝くのは今回が5回目となっている。
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エミー賞は米国テレビ芸術科学アカデミーが主催する、テレビに関連する様々な作品の業績に与えられるアワードである。その中のデイタイム・エミー賞は昼間に放送する番組を対象としており、子供向け作品が多数のノミネートされている。
今回受賞した『Lost in Oz: Extended Adventure』はオリジナルシリーズ『Lost in Oz』のスペシャル版で、2016年12月2日にAmazonプライム・ビデオで公開されたフルCGアニメーションである。子供向けアニメーション番組部門、アニメーション番組音響部門、アニメーション番組音響編集部門の計3つのアワードを獲得した。
ポリゴン・ピクチュアズが部門最優秀賞を受賞するのは、第4回国際エミー賞の『山賊の娘ローニャ』、第40回と第41回デイタイム・エミー賞の『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』、第39回デイタイムエミー賞の『トランスフォーマー プライム』に続き、今回が5度目となる。同社の持つ技術力が高く評価される結果となった。
『Lost in Oz』はライマン・フランク・ボームの児童文学『オズの魔法使い』をモチーフとしたアクションアドベンチャーだ。エメラルド・シティに迷い込んだ12歳の少女 ドロシー・ゲイルが、カンザスへ帰るための魔法を探す壮大な旅を描いている。企画は2014年に設立された制作会社 Bureau of Magicが務めた。
《高橋克則》
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