「夜明け告げるルーのうた」フランス・アヌシー映画祭の長編部門にノミネート
2017年5月19日に公開を迎える湯浅政明監督の最新作『夜明け告げるルーのうた』。このたび同作が6月にフランスで開催される「アヌシー・アニメーション国際映画祭」(以下、アヌシー映画祭)の長編部門にノミネートされたことが明らかになった。
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『夜明け告げるルーのうた』は寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)を舞台に、心を閉ざした中学生の少年・カイが人魚の少女・ルーと出会う物語。カイとルーの交流を通して本当の気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる、青春感動ストーリーだ。
アヌシー映画祭はカンヌ映画祭からアニメ部門が独立し1960年に設立されたもので、世界最大にして最も歴史の古いアニメーション映画祭として知られている。これまでにも日本の作品が数多くノミネートされており、1993年に宮崎駿監督の『紅の豚』、1995年に高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』がともにグランプリを受賞している。そのほか2007年に細田守監督の『時をかける少女』が特別賞に輝いており、2011年には原恵一監督の『カラフル』が特別賞・観客賞をダブル受賞。2015年には同じく原監督の『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』が審査員賞に選ばれている。
2017年度は95ヶ国より2,850作品の応募があり、『夜明け告げるルーのうた』を含む229作品が各部門に選出された。3度目の参加であり長編部門では初ノミネートとなる湯浅監督の受賞はあるのか、注目を集めることになりそうだ。
アヌシー映画祭は6月12日から17日まで開催され、最終日には各賞が発表。長編部門のグランプリにあたるクリスタル賞が明らかになる。
アヌシー・アニメーション国際映画祭
開催地: フランス・アヌシー
開催期間: 2017年6月12日(月)~6月17日(土)
『夜明け告げるルーのうた』
2017年5月19日(金)全国ロードショー
(C)2017ルー製作委員会
《仲瀬 コウタロウ》
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