「ひるね姫」高畑充希が歌うフル尺PV公開 名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」を披露
2017年3月18日(土)に公開される、神山健治監督の最新作『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の新たなPV映像が公開された。主題歌である「デイ・ドリーム・ビリーバー」にのせて、新規映像をたっぷり見られるPVに仕上がっている。
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「ひるね姫」は、『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』などで知られる神山監督の最新作にして、初のオリジナルアニメーション映画だ。主人公は、岡山県の倉敷市に住む「昼寝」が得意な女子高生・森川ココネ。2020年、東京オリンピックの3日前に奇妙な出来事に巻き込まれてしまったココネの、夢と現実が交錯した不思議な冒険を描く。本作は、神山監督がこれまで手がけてきた作品にも見られる「AI」「ネットワーク」「未来への願い」といったSF的な要素も組み込まれており、監督自身の集大成とも言える作品になっている。
今回公開された長尺のPVは、ココネの自己紹介からはじまり、彼女が見る夢の世界と現実とが交互に描かれる。今回初めて公開される新規映像もふんだんに盛り込まれており、上映に期待が膨らむPVになっている。映像で流れる本作の主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」は、アメリカのロックバンドであるモンキースが1967年に発表した曲だ。日本では故・忌野清志郎さんに“よく似ている”人物・ZERRYが率いるバンド・タイマーズがカバーしているものが有名だ。今回は「ひるね姫」の主題歌として、下村陽子が編曲し、主人公のココネが歌う。
“映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部”と考える神山監督は、この曲の「夢」「去った人への想い」というテーマから、主人公の気持ちを代弁するような歌だと考え、ココネ自身に歌ってほしいと考えた。そのため、主演を務める高畑充希が自身の名義ではなく、森川ココネとして歌っている。実は歌詞が物語の大きなヒントにもなっており、映画を見る前はもちろん、見た後でも楽しめるPVだ。
『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は3月18日(土)に全国ロードショー開始。
(C)2017 ひるね姫製作委員会
《古戸圭一朗》
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