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スタジオコメットの意欲作「ちゃらんぽ島の冒険」で三沢伸監督が残そうとするもの

「あにめたまご2017」よりスタジオコメットが出品する『ちゃらんぽ島の冒険』について、作品を手掛けた三沢伸監督にインタビューを行った。

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スタジオコメットの意欲作「ちゃらんぽ島の冒険」で三沢伸監督が残そうとするもの
スタジオコメットの意欲作「ちゃらんぽ島の冒険」で三沢伸監督が残そうとするもの 全 6 枚 拡大写真
――20分強という中で、カットも作画枚数もふんだんに使われる作品となっていますが、本作で注目してもらいたいポイントはどういったところでしょうか?

三沢監督
やっぱりこまい(小さい)キャラがちょこちょこ動いているのは楽しいと思うので、そこを愛でていただけるとうれしいなあと思います。ゆるキャラ的な感じですよね。


――楽しみですね。作品作りを振り返っていかがでしたか?

三沢監督
完全オリジナルの作品としては、奥行きとか膨らみをもった世界観になっています。たくさんの登場キャラクターがいて、それぞれにバックボーンや関係性がある。今回の物語ではそのほんの一部が見えてくるだけですが、彼らの生活のその先も見てもらいたくなるような作品になっていればいいなと思います。

――続きを作る意欲も素材も充分ある、ということですね。

三沢監督
ええ。シリーズ化した際には、もっと発展させた大胆なことをやれたらと思っています。ぜひ大きな物語の入口として、ご覧いただけたらうれしいです。

――今回、「あにめたまご2017」を楽しみにしているみなさんにメッセージをお願いします。

三沢監督
「とにかくやってみよう、これがおもしろい!」という信念でみなさんが作られているので、「売れる」ということを念頭に置かない尖った作品がこの「あにめたまご」には揃っていると思います。今後、どう発展していくかわかりませんが、原石を拾えるプロジェクトだと思いますので、ぜひおもしろいものを発掘するために、ご覧いただければと思います。
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《細川洋平》

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