『けものフレンズ』は、記憶のない少女「かばんちゃん」と、サーバルキャットの「サーバルちゃん」、案内役ロボットの「ラッキービースト」を中心に、ジャパリパークと呼ばれている広大な敷地内を冒険していく物語。かばんちゃんの正体を知るには「としょかん」へ行く必要があると知り、としょかん目指して旅をしていた。
今週放送された第7話では、ついにとしょかんへ到達し、そこでかばんちゃんの正体、そして現状を知らされることとなった一行。今後の展開がますます気になるところだが、そんなフレンズたちの貴重な食料「ジャパリまん」が一体何なのか、気になっている人も多いだろう。そこで今回は、アニメ版とコミック版から「ジャパリまん」の情報を探し出し、分かる範囲で再現してみた。
ジャパリまんには様々な種類があり、中身も外皮もそれぞれ違う。しかしコミック版のワンシーンに、「ジャパリまんじゅう」と書かれたBOXが描かれており、「プレミアム肉まん」「マンゴーまん」という文字がちらりと見えている。そこで今回は、この2種類を作っていこうと思う。
■まずは皮づくり。
薄力粉200g、強力粉100g、ドライイースト小さじ1、ベーキングパウダー小さじ1、砂糖40g、塩小さじ1、オリーブオイル大さじ1、牛乳50cc、水100ccをしっかりと混ぜ、こねて休ませておく。
続いて餡づくり。
豚ひき肉200g、玉ねぎ1個、ねぎ3本分、しいたけ4枚、醤油大さじ2、砂糖大さじ1、オイスターソース大さじ1、ごま油小さじ1、おろし生姜（チューブ）3cm、粗びき黒コショウ少々をしっかりと粘り気が出るくらいまで混ぜる。
休ませた生地は、8等分し、餡を包んで蒸す。
中火で15分ほど蒸せば完成する。
蒸し上がったら、ブラックココアを溶いたもので模様をつける。
模様は、スナネコが砂の中に隠し持っていたジャパリまんを真似してみた。
ココアと肉餡は意外と相性がよく、味も特に問題なかった。
同じ要領でマンゴーまんも。マンゴーまんは、生地にココアを練り込んでみた。
こちらは色もスナネコ仕様。模様はホワイトチョコで描いた。
ココアとマンゴージャム、おいしい！ わーい！
アニメ内には、他にもピンクやオレンジのものも登場している。また、模様もものによって違うようだ。さらに、最新話ではジャパリまんに使う食材を育てる畑があることも明かされた。恐らく他にも様々なジャパリまんが存在するのだろう。気になる……！！
ジャパリパークの謎が少しずつ明かされている今、謎が謎を呼び、Twitter上でも様々な議論が交わされている。『けものフレンズ』は、一体どういう方向へ向かっていくのだろうか。人間たちはどこへ行ったのか。フレンズたちの敵セルリアンの正体は？ 今後の展開も見逃せない！！
【月乃雫】
アニメ、料理ライター 兼 料理研究家。「ダ・ヴィンチニュース」やこの「アニメ！アニメ！」、企業の会報誌などで原稿を書いたり料理をしたりしています。
