TIFFCOM2017、今年は国際アートカルチャー都市を掲げる街・池袋にて開催
2月20日、TIFFCOM2017開催における記者会見が豊島区役所にて行われた。TIFFCOMとは、映画、TV、アニメーション、出版等を扱うマルチコンテンツマーケットで、10月24日から26日まで池袋サンシャインシティコンベンションセンターにて開催。
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TIFFCOMとは、映画、TV、アニメーション、出版等を扱うマルチコンテンツマーケット。東京国際映画祭の併設イベントとして催され、今年で14年目を迎える。昨年は台場に会場を置いていたが、今年は池袋にて開催される運びとなった。
会場の移転について迫本理事長は、「池袋が東京を代表するポップカルチャーの発信地でありクールジャパン戦略に合致していること」、「豊島区が進める国際アートカルチャー都市構想が、日本のコンテンツを海外へアピールするという意向に合致すること」などを挙げて説明した。
これを受けて高野区長は「東京芸術祭2016、東京アニメアワードフェスティバル2017に続いて、TIFFCOM2017の開催地にも池袋が選ばれたことは大変名誉なことであり、また願ってもないチャンス。行政、区民をあげてまちづくりを進め、サポートしていきたい」と意気込みを語る。
豊島区が掲げる国際アートカルチャー都市構想とは、古くから劇場を多く併設し、また近年はアニメでも賑わいを見せる池袋のポップカルチャー文化を盛り上げるべく計画された、池袋周辺の開発構想。「まち全体が舞台の 誰もが主役になれる劇場都市」とうたい、具体的なプランのひとつとして、池袋駅周辺の4つの公園を整備し、イベント開催との連携を目指している。
TIFFCOM2017は10月24日から26日まで、池袋サンシャインシティコンベンションセンターにて開催される。毎年、世界から企業、プロデューサーやバイヤーが集まって、映画やTV、アニメを中心に数多くの商談がここで行われてきた。参加団体数も、5年前の2012年229団体に対し、昨年は301団体と増え続けている。
昨年度のマーケットレポートを見ると、セミナーなど興味深いコンテンツが多数執り行われている。池袋の地で、今年はどのようなセミナーやイベントが催されるのか、今後の情報にも注目していきたい。
《奥村ひとみ》
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