神山健治「映画は撮ったことがない」増補改訂版が刊行 庵野秀明との録り下ろし対談も収録
アニメ映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』の公開を2017年3月18日に控えている神山健治が、新刊「映画は撮ったことがない ディレクターズ・カット版」を3月23日に刊行することが明らかになった。庵野秀明との特別対談も収録されている。
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1966年に埼玉県で生まれた神山は、映像コンサルティングスタジオ・クラフターで代表取締役共同CEOを務めているアニメーション監督だ。背景美術スタッフとしてキャリアを開始し、2002年公開の短編アニメ映画『ミニパト』で監督デビュー。代表作として『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズがあるほか、『精霊の守り人』や『東のエデン』などの作品でもその名を知られている。公開目前の『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は、初の劇場オリジナル作品となる。
このたび発売される「映画は撮ったことがない ディレクターズ・カット版」は、2009年に刊行された単行本「神山健治の 映画は撮ったことがない 映画を撮る方法・試論」の増補改訂版だ。「映像が「映画」になるために必要なものとは?」という点について、神山が作品をつくりながら巡らせ続けた思考を記録しており、企画の通し方から仕上げ作業まで、制作の全工程の具体的な解説を通して「映画の正体」に迫った書籍となっている。
文芸誌「ダ・ヴィンチ」で連載されていた本と映画を巡るコラム「映画を生む本棚」が新たに収録されたほか、本書のために録り下ろされた庵野秀明との特別対談も収められているだけに、ファンにとって興味深い内容が目白押しといえそうだ。
「映画は撮ったことがない ディレクターズ・カット版」
発売日:2017年3月23日(木)
定価:本体1300円(税別)
《仲瀬 コウタロウ》
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