ゆうばり映画祭 2017年はアニメも盛り沢山 注目作品をラインナップ | アニメ!アニメ!

ゆうばり映画祭 2017年はアニメも盛り沢山 注目作品をラインナップ

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」は3月2日から6日にかけて開催される。第27回目の開催となる2017年はアニメ作品も充実したラインナップとなった。

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「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」
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「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」は3月2日から6日にかけて開催される。第27回目の開催となる2017年はアニメ作品も充実したラインナップとなった。

まず映画祭のきオープニング招待作品には神山健治監督の最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』が選ばれた。『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』などで知られる話題のクリエイターが、初の完全オリジナル劇場アニメに挑む。キャスト陣には高畑充や満島真之介、高木渉や江口洋介など迎えて、夢と現実の世界を作り上げた。
アニメーション作家・秦俊子の『パカリアン』はワールド・プレミアとして世界初上映が決定。アルパカにそっくりな容姿をした宇宙人調査員を主人公とした異色の人形アニメーションである。地球に不時着してしまったロメロスが、奇妙なマスクをした人間と戦いながら逃げる姿を描いている。ロメロスの声優には俳優の斎藤工を起用した。

韓国の『Green Light』は核戦争によって生態系が破壊された世界が舞台。復興をめざし活動する少女マリと、廃墟の町で出会ったロボット兵士の交流を描く。本作が初監督のキム・ソンミンは様々なVFXスタジオでアニメーターとして活躍した実績を持つ。緻密ながら温かみを持ったキャラクターデザインに注目だ。
フランスの『ミシマサイコ』は暗い穴ぐらの中で幼虫に囲まれて暮らすミシマと、バラの中で眠りから覚めた美しいサイコの物語。数々の受賞歴を誇るオード・ダンセットの最新作は、ゆうばり映画祭がジャパン・プレミアのため日本最速で作品を楽しめる。
『ドードーのさいごのたまご』はアート・アニメーションのちいさな学校の受講者チームによって制作された人形アニメ。世界で最後の5羽になってしまったドードーたちが、ネズミと人間に奪われた大事なたまごを取り返すために奮闘する。一所懸命だが少し間抜けなドードーたちの愛くるしさが魅力の一本となっている。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」
開催:3月2日~3月6日

《高橋克則》

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