アニメ「AKIBA'S TRIP」製作発表会イヤホンズの3人も登壇

テレビアニメ『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』は2017年1月よりTOKYO MXほかにて放送開始となる。オンエアに先駆けて、11月8日には製作発表会が開催された。メインキャストとスタッフが集結し、放送に向けての意気込みを語った。

本作はゲーム制作会社・アクワイアのゲーム「AKIBA'S TRIP」シリーズが原作だ。秋葉原を舞台に謎の敵・破繰者（バグリモノ）を撃退する自警団の戦いを描いている。
アニメはシリーズの世界観を踏襲しつつも、キャラクターやストーリーはオリジナルとなる。博史池畠監督は「今や秋葉原はメイドとアニメの街。でも子どもの頃はパソコンのパーツや中古ゲームの街でした。さらに上の世代にとってはラジオや無線の街。秋葉原のよりディープな側面を見せたい」と意気込みを見せた。
主人公の伝木凱タモツを演じる石谷春貴は本作が初主演。その心境について「タモツ役に決まったと聞いた時は信じられなくて。10月に開催されたマチ★アソビvol.17でのキャスト発表以来、次第に実感がわいてきた」と明かした。

さらに万世架まとめ役の高橋李依、伝木凱にわか役の高野麻里佳、有紗・アホカイネン役の長久友紀は、音楽ユニット・イヤホンズとしても活躍中。全員揃っての共演は久々となる。
3人はそれぞれの役柄について語った。高橋は「赤と白の特徴的な髪でバットを持った、謎の少女。でも私は彼女の内面は普通の女の子だと思っています」と考察。タモツの妹・にわか役の高野は「兄妹揃って秋葉原が大好きだけど、にわかはソフトなオタクだから『にわか』になったと聞いてそのままだとびっくり（笑）。オタクはコアからライトまで幅広い。みなさんに親しみを感じてもらえるのが彼女です」とその魅力を伝える。
長友は「フィンランド人と日本人のハーフで、すごく美少女だから少しでも彼女に近づけるよう頑張らないと」と話す。だが博史監督からは「浮かんだサブキャラクターをひとつにまとめたらこうなった」と暴露される一幕も飛び出した。

最後に博史監督は「スタート当初はアクワイアに対する遠慮がありましたが話数が進むごとにそれがなくなり、みなさんに楽しんでいただけるアニメになっていると思います。制作も順調なので楽しみにしていてください」と締めくくった。

『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』製作発表会
開催:　11月8日（火）
場所:　新宿・ピースタジオ Hanazono Room
登壇者:石谷春貴、高橋李依、高野麻里佳、長久友紀、博史池畠監督
アクワイア代表取締役社長・遠藤琢磨、DMM.comラボゲームプロデューサー・富永竜也

テレビアニメ『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』
2017年1月放送スタート
（c）2017 ACQUIRE Corp.／AKIBA'S TRIP製作委員会