「ポーの一族」月刊flowersで連続掲載へ 新作「春の夢」の続きを描く
萩尾望都の『ポーの一族』が、2017年1月発売の「月刊flowers」が連続掲載されることが決定した。本誌に載るのは、40年ぶり発表され話題となった新作「春の夢」の続きである。この発表は10月28日発売の「月刊flowers」12月号で明らかになった。
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『ポーの一族』は『トーマの心臓』や『11人いる!』を手がけ、2012年には少女漫画化として初の紫綬褒章を受章している萩尾望都の作品だ。「別冊少女コミック」に連載された、1970年代を代表する少女漫画である。見た目は少年でありながら、永遠の時を生きている吸血鬼エドガーを主人公とした物語だ。
2017年5月に発売された「月刊flowers」7月号では、40年ぶりに発表された新作「春の夢」が掲載された。「春の夢」のエピソードは、第二次世界大戦の最中にエドガーとアランが、ウェールズでドイツ人の少女と出会うことから始まる。
掲載した「月刊flowers」7月号は発行部数5万部を突破、雑誌では異例となる1.5万部重版も実施した。さらに急遽配信を行った電子版も1.3万DLを記録し、連載から40年を経ても変わらぬ高い人気を示した。
今回「月刊flowers」12月号で発表された『ポーの一族』の連続掲載は、2017年1月28日に発売される3月号よりスタートする。「春の夢」の続きということだけが明かされている。話題となった新作だけに、連続掲載はファンにとって朗報だ。どのような物語が綴られるのか、引き続き注目したい。
《animeanime》
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