迫力あるライブペイント「BRAVE&BOLD」ステージでは人気キャラが勢揃い
2016年10月22日に東京の秋葉原で「BRAVE&BOLD」が開催された。会場には漫画家、イラストレーター、アニメーターなどが集結し、それぞれブースを展開した。今回はステージの様子をレポートする。
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ステージは12時から18時過ぎまで行われた。一番手は「ポケモンカードゲーム」や映画『ベルセルク 黄金時代編』の世界観設定、『人物レッスン帳』などの書籍を手がけている有田満弘さんだ。あまり見かけない楕円型の平たいマーカーを使い、15分ほどで全体図を描き上げた。その後色を塗って約30分で完成した。完成したのはオリジナルの騎士のキャラクター、完成には観客も拍手を送った。
その後空き時間ができ、飛び入り参加者の募集を行った。そしてアダム・ミリチェヴィッチさん、マット・フランクさんがライブペイントをすることに。アダム・ミリチェヴィッチさんはクリエイティブディレクターやデザイナーとして活躍し、USJの「バイオハザード・ザ・リアル」や「エイリアンVSプレデター」で総指揮とデザインを担当した。マット・フランクさんは「ゴジラ」のアーティストで「ルーラーズ・オブ・アース」を代表作に様々な作品を手がけている。何を描くかはできてからのお楽しみ!ということで始まった2人の合作、まずはアダムさんがマーカー1本で描き始めた。30分でできたのは三つ首のキングギドラのようなエイリアン。バトンタッチをしたマットさんは『シン・ゴジラ』から第二形態のゴジラを描いた。夢のコラボに観客からも拍手が上がった。
続く第3回目はスペインと日本のアーティストの合作だ。スペインからは『X-MEN』、『CatWoman』を担当したラファ・サンドバルさん、『マーベルツムツム』のコミカライズを担当しているデビッド・バルデオンさんの2名。日本は最初のステージにも立った有田満弘さん、『ゼルダの伝説』シリーズのコミカライズを手がける姫川明輝さん、『ダークグリーン』や『那由他』を連載した佐々木淳子さんの3名が参加した。まず描かれたのはバッドマンとツムツムのアイアンマン、アメコミの画風で描かれたバッドマンに対し、可愛らしいアイアンマンが描かれ観客も笑みを浮かべていた。続く3名はそれぞれの代表作のキャラクターを描き、2枚のパネルに豪華な夢の競演が完成した。
取材の都合でレポートできるのはここまで。その後のステージでは、アメコミ翻訳家トークや西川伸司さん、ケン・ラッシュリーさんと羽山淳一さんのライブペイントも披露された。公式のツイッターでも発信しているので、そちらでも詳細を見ることができる。
何かを生み出されるところを見るのは楽しく、日本でもこうしたイベントがもっと広がると良いと思える濃い時間を過ごすことができた。イベントの次回開催は2017年のゴールデンウィークに予定、引き続き楽しみに待ちたい。
《タカロク》
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