「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第3話プレミア上映会　会場がジオン士官学校に一変

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』が、5月21日より全国15館でイベント上映をスタートする。本作は長大な物語の中で、シャアとセイラの過去にフォーカスした4部作で、今回が第3話にあたる。
シャアとガルマの士官学校での出会い、そして宇宙世紀の歴史を大きく揺るがすことになる宇宙世紀0077年の「暁の蜂起」事件を描く。ガンダムファンには見逃せないエピソードとなっている。

5月21日からの上映に先駆けて、5月8日に横浜の神奈川県民ホールにて「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 決起の篝火 ―暁の蜂起プレミア上映会―」が開催された。
当日は安彦良和総監督、そしてシャア・アズナブル役の池田秀一、セイラ・マス役の潘めぐみ、ガルマ・ザビ役の柿原徹也、リノ・フェルナンデス役の前野智昭らキャスト陣が登壇。さらに第2話『哀しみのアルテイシア』の主題歌を担当した石田匠が出演し、イベントを盛り上げた。

約2500人収容の会場は熱いガンダムファンで埋め尽くされた。さらにファンの目を惹いたのは、舞台上に組まれたセットである。『 THE ORIGIN III 暁の蜂起』の作中に登場するジオン自治共和国国防軍・士官学校の入学式をイメージしたものだ。
ここを背景に特別映像が流され、池田秀一と潘めぐみの2人による朗読が披露された。さらに石田匠も「風よ0074」を歌いあげた。

キャストのトークは、士官学校の入学式をイメージしたかたちとなった。池田秀一、柿原徹也、前野智昭は新入生、潘めぐみと安彦総監督は来賓として登場。そこで制作秘話やガンダムの思い出を語った。
今回、新たなキャラクターのキャストとして参加した前野智昭と柿原徹也は、実際も専門学校の同期生だという。そんなエピソードもトークを盛り上げた。
安彦総監督は、早くも第4話について言及。「さらにガンダムらしくなる」と語り、さらにそこにはララァやアムロが登場することも明かされた。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』は5月21日より全国15館で2週間限定の上映。スタート前日の20日には、東京・新宿ピカデリーにて前夜祭も開催される。そこにはドズル・ザビ役の三宅健太とキシリア・ザビ役の渡辺明乃が登壇する予定だ。
そして6月12日には「ガンダムLIVE EXPO～ジオンの世紀～」の開催も控えている。今後の目が離せないイベントばかりだ。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』
5月21日（土）～6月3日（金）2週間限定全国15館にてイベント上映
(C)創通・サンライズ