萩尾望都「ポーの一族」が40年ぶりに復活 「月刊フラワーズ」7月号に掲載
萩尾望都の名作『ポーの一族』が40年ぶりに復活する。「月刊フラワーズ」(小学館)創刊15周年の読切マンガとして、5月28日頃発売の7月号に掲載される。
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『ポーの一族』は西洋に伝わる吸血鬼(バンパネラ)伝説を題材に、少年の姿のまま永遠の時を生きる運命を背負わされた吸血鬼エドガーを描いた物語である。1972年から76年にかけて「別冊少女コミック」(小学館)にて連載され、第21回小学館漫画賞少年少女部門を受賞。関連書籍の累計売上は約350万部を誇る。
『ポーの一族』最新作「春の夢」は1944年が舞台。第二次世界大戦の戦火を逃れてウェールズにたどり着いたエドガーとアラン。二人はそこで、ドイツ人の少女と出会う……。
「月刊フラワーズ」7月号には、『トーマの心臓』に登場するオスカー・ライザーを主人公にした番外編「訪問者」と、幻の後日譚「湖畔にて」を収録した別冊ふろくも付属する。萩尾望都の二つの代表作を楽しめる豪華な内容となった。
新作の掲載に先駆けて、5月10日には「ポーの一族 復刻版」全5巻が一斉発売される。小学館初の少女向けコミックスとして発表された当時の装丁を再現した特別仕様となっている。さらに数量限定生産の「『ポーの一族』ポストカード8枚付き限定BOX入り5冊セット」も同時発売予定だ。
なお7月16日と17日には秋葉原のアーツ千代田 3331にてイベント「flowers フェスティバル」を開催。こちらは入場無料で、フラワーズ作家陣の原画展示や複製原画などの販売を行う。事前予約制のトークショーやサイン会も予定している。詳細は「月刊フラワーズ」公式サイトで随時発表される。
[高橋克則]
『ポーの一族』
(C)萩尾望都/小学館
《高橋克則》
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