クラウドファンディングも成功!「WAT 世界のアニメーションシアター」がトークイベント開催
海外のショートアニメーションを特集上映するイベント「WAT 世界のアニメーションシアター」が2016年の2016年5月1日~29日(日)まで、下北沢トリウッドで開催される。
ニュース
イベント
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
「山賊の娘ローニャ」国際エミー賞 キッズアワード アニメーション部門で最優秀賞を獲得
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

また開催にあたっては、映像分野に特化したクラウドファンディングのサイトMotionGalleryとタッグを組んだ海外ショートアニメの配給環境を整えるクラウドファンディングも実施された。これが目標の金額に達成した。集まった資金は作品の日本語バージョンの作成や、監督や製作者などへの上映料、さらに広報宣伝費の一部に使われる。
「WAT 世界のアニメーションシアター」は、オフィスHが2000年から行っている。世界のショートアニメーション作品をテーマに沿って特集し、上映を行っている。
「WAT 世界のアニメーションシアター2016」では、“いろいろな愛を描くアニメーション”“社会的視点を持つアニメーション”という2つのテーマを設定した。これに基づいて合計10作品を上映する。いずれも世界の映画賞やアニメーション映画賞を受賞した名作揃いだ。なかでも『真逆のふたり』は第85回アカデミー賞の短編アニメーション賞にノミネートした作品で注目作のひとつと言える。
また、作品ごとに様々な手法を用いて物語が描かれており、3DCGのものはもちろん、手描きのアニメーションや、砂と油彩手書きで描かれた『ちいさな芽』、パペットアニメーションの『ビトイーン・タイムズ』、フィルムに直接絵を描くダイレクトペインティングを用いた『ホワイトテープ』『ブラックテープ』など、その表現方法も魅力的だ。
さらに5月2日には、ゲストを招いてのトークイベントも実施する。上映後に土居伸彰氏を迎える。土居氏は、新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバルのディレクターを務めるなど。海外のアニメーション事情に詳しい。
また5月7日にはMotionGalleryの代表取締役である大高健志氏が登場する。映像とクラウドファンディングについて語られることになる。
日本ではあまり観ることができない海外ショートアニメーション。貴重な機会でもあり、今年のゴールデンウィークはイベントに足を運んでみてはいかがだろうか。
《半蔵門アラタ》
特集
この記事の写真
/