「山賊の娘ローニャ」国際エミー賞 キッズアワード アニメーション部門で最優秀賞を獲得
テレビアニメ『山賊の娘ローニャ』が第4回 国際エミー賞・キッズアワードのアニメーション部門で最優秀作品賞を受賞した。
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ノミネートには『山賊の娘ローニャ』のほか、フランス、オーストラリア、コロンビアからも作品が挙がった。このなかでCGセルタッチで描いた本作が最優秀賞に輝いた。
『山賊の娘ローニャ』は、『長くつ下のピッピ』などで知られるアストリッド・リンドグレーンの児童文学を原作とする。『ゲド戦記』『コクリコ坂から』の宮崎吾朗監督が初めてテレビアニメシリーズを手がけたこと、フルCGを採用したこと、さらにポリゴン・ピクチュアズでの制作が話題を呼んだ。
2014年にNHK BSプレミアムで放送がスタート。2016年4月8日からはNHK Eテレでも放送開始となる。今回の受賞は再放送に弾みをつけるだろう。
宮崎監督は「子どもたちに見て欲しくて、取り組んだ作品なので、この賞はとても嬉しいです。全ての関係者、スタッフ、そして家族に感謝し、この喜びを分かち合いたいです。本当にありがとうございました」とメッセージを寄せる。
国際エミー賞はテレビ界のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞の国際版で、アメリカ以外の国で制作された優れたテレビ作品に贈られる。2012年に設立、プリスクール部門、アニメーション部門、ノンフィクション部門、リアリティ番組部門、シリーズドラマ部門、テレビ映画・ミニシリーズ部門の6つで構成されている。
今回は他にもキッズ:プリスクール部門に『しまじろうのわお!』、キッズ:実話(Factual)部門には『是枝監督×女子高生 ~震災3年 福島を描く~』、キッズ:バラエティ(Non-Scripted Entertainment)部門には『戦闘中Battle for Money』が、日本選ばれた。受賞は惜しくも逃した。
[高橋克則]
『山賊の娘ローニャ』
NHK Eテレ: 2016年4月8日~(放送予定)
《高橋克則》
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