「3月のライオン」メインスタッフも発表　メインビジュアルの桐山零＆川上三姉妹も魅力たっぷり

羽海野チカによる人気マンガがアニメ化され、2016年秋より放送開始される。ヒットメーカーの新房昭之が監督を務める注目作だ。
このたび、本作のメインビジュアルが初公開された。あわせて、キャラクターデザインに杉山延寛などメインスタッフが発表となった。

『3月のライオン』は、『ハチミツとクローバー』を手がけた羽海野チカが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中の作品だ。「将棋」をテーマに17歳のプロ棋士・桐山零を中心としたさまざま人間模様を描く。
本作は連載開始当初より人気を博し、第4回マンガ大賞2011や第35回講談社漫画将一般部門など、数々のマンガ賞を獲得。かねてより映像化が期待されていた。

2015年にテレビアニメ化と実写映画化が同時発表され、大きな話題を集めた。アニメ化にあたっては、アニメーション制作をシャフト、監督を新房昭之が手がける。「シリーズ」「魔法少女まどか☆マギカ」などヒット作を生み出してきたタッグだ。
一方、映画は、『るろうに剣心』シリーズを手がけた大大友啓史監督、『バクマン。』や『桐島、部活やめるってよ』などで人気の神木隆之介が主演を務める。「前編」「後編」の2部作で、2017年の公開を予定している。

初公開となったアニメビジュアルでは、主人公・桐山零と川本家の三姉妹が姿を見せている。原作のタッチをそのままに、いきいきとしたキャラクターが美しい背景とともに描かれている。アニメーションとして動くことが期待されるビジュアルに仕上がった。

合わせてメインスタッフが発表された。キャラクターデザインは、『ニセコイ』『荒川アンダーザブリッジ』の杉山延寛、音楽は『おそ松さん』、『輪るピングドラム』の橋本由香利が担当することが決定。注目作だけに実力派が集結した。
TVアニメ『3月のライオン』は、2016年秋よりNHK総合テレビにて放送予定。実写映画化と合わせて人気を集めそうだ。

TVアニメ『3月のライオン』
(C)羽海野チカ・白泉社／「３月のライオン」アニメ製作委員会