瀬名快伸新作「奇魂侍」AT-Xで放送決定 国際映画祭出展の話題作がベールを脱ぐ
瀬名快伸が手掛ける新作『奇魂侍』がテレビアニメとなり、3月28日よりAT-Xで放送される。瀬名快伸は『ヴァンパイアホームズ エクスロザリオ』の原作者としても知られる。
ニュース
アニメ
注目記事
-
高橋李依さんお誕生日記念! 一番好きなキャラは? 3位「リゼロ」エミリア、2位「からかい上手の高木さん」高木さん、1位は…<25年版>
-
山本二三の絵本アプリ「歩き屋フリルとチョコレートきしだん」配信 瀬名快伸と記念トークも
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

本作は、これまでも、他にないかたちで注目されている。国内外での国際映画祭で注目を浴びてきた。
『奇魂侍』は、2014年に開催された第10回山形国際ムービーフェスティバル2014にて山形県知事賞を受賞。またフランスで開催されたアニメーションの国際映画祭であるアヌシー国際映画祭にも出展と、多くの場面で上映されてきた。
しかし、テレビなどを通じて世に送り出されたことは一度もなかった。劇場で衝撃を受けた人にとっては、待望の一般公開といえるだろう。
主人公は、夜盗に襲われ、両親と両目の光を失った盲目の侍・珀。珀には見えないモノを見る力があったが、ある日夜弥という侍に突然襲われ、一緒に旅をする緋色を捕らえられてしまう。そこで珀は仕方なく、日本中のことがその目に見えるという“奇魂”(くしみたま)を探すことになる。
旅の中では、日本の情緒が溢れる美しい景色と、その中で繰り広げられる醜い争いが描かれる。予想の付かないストーリー展開、珀の心理描写も見どころのひとつとなっている。
キャストは珀役を瀬名快伸自身が務める。また、緋色役に平野綾、夜弥役に鳥海浩輔、そのほかにも山寺宏一、石田彰と実力派が揃っている。
瀬名快伸は声優以外にも、脚本・監督・プロデューサーを一手に担当。演出・絵コンテは高林久弥、作画監督は橋本航平、音楽はあおい吉勇。そしてアニメーション制作には旭プロダクションが抜擢されている。
初回放送となる3月28日以降もリピート放送が予定されており、3月30日、4月1日、4月3日と合計4回、視聴するチャンスがある。自身のスケジュールに合わせて視聴するようにしたい。
《ユマ》
特集
この記事の写真
/