AnimeJapan 2016でのビジネス施策を訊く 黒田千智氏インタビュー
AnimeJapan 2016とアニメ!アニメ!の連続インタビュー企画。第3回はビジネスカテゴリー担当の黒田千智氏に話を訊いた。
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そんなAnimeJapan 2016の魅力を探るべくアニメ!アニメ!では、主催スタッフへの連続インタビューを実施。第3回では、ビジネスカテゴリーについて、実行委員のひとりである黒田千智氏に話を訊いた。
まずビジネスエリアの趣旨について「ファンの方に素晴らしいアニメーションを届けるためには、やはり“ビジネス”の部分が重要になってきます。AnimeJapanでは、アニメ産業の振興に力を入れます」と説明。
ビジネスエリアは昨年度のAnimeJapan 2015にて新設された。去年の手応えを「想定以上にご来場いただきまして、2日間とも想定以上のお客さんがご来場くださりました。出展社さんからも『環境もよく落ち着いて商談ができた』と好評でした」と語る。
ビジネスエリアでは、日本貿易振興機構(JETRO)の協力のもと海外企業にも積極的に働きかける。「JETROさんが世界中からバイヤーを招聘し、各出展社さんとのビジネスマッチングを行います」と黒田氏。
またアニメ業界は「製作委員会方式」など複雑な構造を持つため、外からは「窓口が分かりづらい」といった声もある。それを解消する施策がアニメコンシェルジュだ。「ビジネスエリアに入ってすぐに専用窓口を用意しています。そこでアニメ業界の構造から『これってどこに相談したらいいの?』という疑問にお答えします」と黒田氏。
また去年は海外へのライセンス販売が盛んに行われたが、今年は国内での異業種とのマッチングをより深めていきたいという。
そのための施策として、今年はプレミアムコラボレーショ」を実施。「日本の伝統芸能×アニメ」「ファッション×アニメ」の2つのテーマで異業種とのコラボを提案する。このほか2015年を代表するアニメコラボレーションを展示する「コラボ10選」を届ける。
最後に黒田氏は「ビジネスパーソンはもちろんですが、一般のお客さんにも『アニメでビジネスしてみたいな』と思ってもらえるようなビジネスエリアを目指します。ぜひご来場下さい」と締めくくった。
《沖本茂義》
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