第10回 声優アワードが特別賞7部門の受賞者決定 主演賞などは授賞式で発表
3月12日に行われる声優アワード授賞式が、2016年で第10回を迎える。その功労賞やシナジー賞など7部門の受賞者が発表された
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しかも2016年は、事前発表だった受賞者をこの授賞式の場で発表することになった。主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人男優賞、新人女優賞、歌唱賞、パーソナリティ賞、最多得票賞がここでいっきに明らかになる。例年以上にハラハラドキドキの一日になりそうだ。
さらに授賞式の模様は文化放送で生中継される。声優ファンはこちらの番組を注目することになりそうだ。
授賞式に先立って、特別賞部門になる7部門の受賞者が発表された。発表されたのは、特別功労賞、功労賞、シナジー賞、富山敬賞、高橋和枝賞、キッズファミリー賞、特別賞にあたる。
功労賞は『ど根性カエル』ピョン吉や『ドラえもん』のび太のママなどを演じた千々松幸子、『チャーリーズ・エンジェル』のチャーリーを演じた中村正、『みつばちマーヤの冒険』マーヤや、『ドラえもん』源静香を演じた野村道子の3人が選ばれた。いずれも業界の先陣で、声優の仕事の開拓者たちだ。
シナジー賞は、声優の魅力を最大限に発揮した作品に与えられる。『ちびまる子ちゃん』が受賞となった。
富山敬賞は声優の職業を、メディアを通じて広めた男性声優に与えられる。『弱虫ペダル』巻島裕介や『NARUTO』奈良シカマルを演じる森久保祥太郎が選ばれた。
同じく女性声優に与えられる高橋和枝賞は『らんま1/2』天道かすみや『機動戦士ガンダム第08MS小隊』のアイナ・サハリンを演じた井上喜久子となった。
特別賞はA応Pに決定した。既存の賞の枠組みを超えて、表彰すべき声優や作品、活動に与えられる。A応Pはアニメを応援するアイドルプロジェクトと長く活動してきたが、2015年はアニメ『おそ松さん』のオープニングテーマ「はなまるぴっぴはよいこだけ」がヒットとなる、アニメ業界を盛り上げた。
なお特別功労賞は、本年度逝去した声優を広く顕彰することとした。
[功労賞]
千々松幸子
中村正
野村道子
[シナジー賞]
ちびまる子ちゃん
[富山敬賞]
森久保祥太郎
[高橋和枝賞]
井上喜久子
[声優アワード特別賞]
A応P
《animeanime》
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