キングレコードのアニメレーベル「スターチャイルド」消える 新部署に移行
アニメ関連映像・音楽や声優・アーティストなどの事業を行ってきた「スターチャイルド」を1月31日をもって終了する。1月29日、キングレコードの公式サイトにて告知された。
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発表によれば、スターチャイルドは新組織のキング アミューズメント クリエイティブ本部と移行する。スターチャイルド公式サイト「すたちゃまにあ」も順次終了し、関連作品・アーティストの情報もキングレコード公式サイトに移行する。「スターチャイルド」のレーベルも使用されなくなると見られる。
キングレコードは講談社系の音楽・映像会社で、スターチャイルドは1980年代初頭、その中でアニメ音楽をリリースするレーベルとして設立された。『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』などのサントラを手がけた。その後は、アニメ映像ソフト、実写映画、声優、アーティストを取り扱うより大きなレーベルに発展した。アニメの企画・製作にも多数参加する。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ、『機動戦艦ナデシコ』などのヒット作の映像ソフトの発売元にもなっている。近年も「K」シリーズ、「シドニアの騎士」シリーズ、『鬼灯の冷徹』などヒット作も多い。現在は、『亜人』『昭和元禄落語心中』などがテレビ放送中である。
アニメ関連の老舗レーベルとして知られる一方で、実写作品やアーティストと事業が拡大するなかで、キングレコードの他の事業の重複が見られるようになっていた。組織のシンプル化、一元化も、スターチャイルド終了の背景にありそうだ。
[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]
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