「美術手帖」2月号で浦沢直樹特集 「漫勉」誕生秘話や少年時代のマンガノート公開
雑誌「美術手帖」が2016年2月号にてマンガ家・浦沢直樹の特集を組んでいる。ロングインタビューや少年時代の秘蔵イラストを掲載し、多角的な視点から創作の秘密に迫る。
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今回の特集は、1月16日から3月31日にかけて世田谷文学館にて開催される個展「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」に合わせたものだ。浦沢直樹の全貌を掴むのに最適だ。
『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』など、数多くのヒット作を生み出してきた浦沢は、30年以上にわたって途絶えること無く連載を続けてきた。もっとも多く連載を抱えていた時期には月130枚の原稿を描いたという。特集号の巻頭では、その膨大な仕事量を数字データと原画の撮り下ろしによって伝える。
またロング・インタビューでは、デビューから最新作『BILLY BAT』に至るまでの歩みを一気に振り返る。また浦沢がプレゼンターを務めるドキュメンタリー番組「浦沢直樹の漫勉」にスポットを当てたページでは、番組を実現に導いた放送作家の倉本美津留や、同番組に登場した浅野いにおらのインタビューを掲載。マンガ家の制作現場に突入する画期的な試みを紹介している。
そのほか、マンガ家志望へ創作の極意を伝授する「マンガを描き続けるための筋力トレーニング術」や、浦沢自身がどんなマンガに影響を受けてきたのかを年表形式でたどる「私的日本マンガ史」、少年時代に描いた秘蔵マンガノート「ブラックスカル」などを掲載。どのようにして“マンガ家・浦沢直樹”が形成されてきたのかを明らかにする充実の内容だ。
美術手帖2016年2月号は、1600円(税別)で販売。
美術手帖2月号 1月18日(月)発売
定価: 1600円(税別)
発行元: 美術出版社
《沖本茂義》
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