アニメ部門1位は「ベイマックス」 2015年TSUTAYA年間DVD/BDレンタルランキング
TSUTAYAは12月28日に2015年の動向をTSUTAYA年間ランキングとして発表した。レンタルのアニメ映画部門では、ディズニーアニメーションの『ベイマックス』が1位となった。
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ランキングは映像部門、本・コミック部門、音楽部門、ゲームソフト部門の4つのカテゴリーをさらに細分化、また販売とレンタルなど細かなデータが明らかにされている。2015年はどんなカルチャーが支持を受けたのか参考になるだろう。とりわけTSUTAYAのレンタル部門は国内最大だけに、市場動向を掴むのに最適だ。
その映像レンタルのアニメ映画部門では、ディズニーアニメーションの『ベイマックス』が1位となった。2014年末からの劇場での大ヒットは、レンタルにも波及している。劇場大ヒット作では2位に『STAND BY ME ドラえもん』、3位に『ドラゴンボールZ 復活の『F』』もある。
上位2作品は利用者がほぼ男女半々となっているのに対して『ドラゴンボールZ』は70%以上が男性である。逆に女性から支持が高かったのは4位の『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』だ。
『ベイマックス』『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』に限らず、ディズニー、ピクサーの作品はレンタルでは高い人気を誇っている。5位には『アナと雪の女王』、10位に『塔の上のラプンツェル』、11位に『モンスターズ・ユニバーシティ』がある。さらに『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『インサイド・ヘッド』まで、20位以内に8作品を送り込む。
洋画アニメーションでこれに匹敵するのは、この夏『ミニオンズ』の大ヒットでレンタルも伸びたとみられる7位『怪盗グルーのミニオン危機一発』と8位の『怪盗グルーの月泥棒』である。日本での公開がほとんどなかったドリームワークス・アニメーションの『ヒックとドラゴン2』が夏の大ヒット作『インサイド・ヘッド』を上回っているのはレンタルらしい結果だ。
日本のアニメはファミリーキッズ向けが、よくレンタルされている。「ドラえもん」「ドラゴンボールZ」のほか、6位の『「妖怪ウォッチ」誕生の秘密だニャン!』、12位の『映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』、13位の『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』。深夜アニメ系では『劇場版 「進撃の巨人」 前編~紅蓮の弓矢~』が、唯一15位に入った。
一方、ディズニーに並んで例年人気のスタジオジブリ作品は、『思い出のマーニー』が9位、『かぐや姫の物語』14位、『魔女の宅急便』が20位にとどまった。
また年間販売ランキング(映画総合)では、『ベイマックス』が『ワイルド・スピード SKY MISSION』に続き2位とここでも健闘した。アニメーションは5位に『STAND BY ME ドラえもん』、6位に『「妖怪ウォッチ」誕生の秘密だニャン!』、11位に『THE LAST -NARUTO THE MOVIE―』、12位に『アナと雪の女王』、17位に『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』の6本だ。
洋画アニメーション、日本アニメともレンタルと比べて順位がかなり入れ替わっている。レンタルと販売の特性の違いがここからも窺える。
表1 DVD・ブルーレイレンタル アニメ映画部門ランキング
表2 DVD・ブルーレイ販売 映画総合ランキング
TSUTAYA2015 年間ランキング
http://tsutaya.jp/rank2015/
《animeanime》
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