「奇譚クラブ10周年展」始まる 2500アイテムに及ぶ10年の歴史をレポート
2015年12月11日より、渋谷パルコ・パート1のパルコミュージアムで「奇譚クラブ10周年展」がスタートする。奇譚クラブの10年の歴史がつまった展覧会の様子をレポートする。
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会場には「コップのフチ子」をはじめ、ユニークなアイテムを生み出し続けた奇譚クラブの10年の歴史がぎっしり詰まった。その展覧会へ一足先に足を運んだ。
まず会場に入ると目につくのが、今回の目玉でもある「コップのフチ子」のフォトスポット。「コップのフチ子」は累計1000万個という大ヒットアイテムだが、等身大の大きさのフチ子さんは「奇譚クラブ10周年のフチ子」のために誕生した特別のデザインである。
ゴールドな衣装に身を包み、手にはガチャガチャのカプセルを持っている。その中には通常のサイズの「コップのフチ子」がたくさん詰められた。また隣に座って、一緒に撮影することも可能だ。
会場内は、2005年から発売されてきたアイテムがひたすらに並ぶ。圧倒的な数が壮観だ。パネル展示では、「奇譚クラブの歴史のこれまでが書かれ、興味深いものとなっている。展示アイテムは総数2500個にもわたる。
「奇譚クラブ」はリアルな動物のフィギュアからスタートした。現在でも毎年多くのアイテムが登場するが、動物もののクオリティはに高く、さらに年々進化している。
忠実に再現したものからコミカルな動きや表情をしているものなど。バリエーションも様々だ。
他にも芸能人やアニメとコラボレーションしたものもある。そうしたなかから「奇譚クラブ」の名前を知った人も多いのではないだろうか。アニメアイテムでは『少女革命ウテナ』や『魔法少女まどか☆マギカ』などが展示されていた。
展示の最後では「コップのフチ子」のデザインを手掛けたタナカカツキさんのスケッチや、「コップのフチ子」まみれの一部屋を見ることができる。
そして出口付近には、総数160台にもおよぶガチャガチャが並んでいる。「奇譚クラブ10周年のフチ子」はもちろん、先行発売の「サバンナ 黄金版」などもある。過去のデッドストックアイテムも並び、今ではなかなか手に入らないアイテムを手に入れる貴重な機会となりそうだ。
さらに今回は物販もあり、ガチャガチャ以外の商品も購入が可能だ。今回「奇譚クラブ本~コップのフチ子と愉快な仲間たち~」を先行販売している。初の本であり、オールカラーで「奇譚クラブ」のアイテムが隅々まで紹介されている。
10周年の集大成である展覧会、様々なコラボやブームを起こしてきた歴史に、今後の「奇譚クラブ」にも期待が高まる内容となった。
《タカロク》
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