コンテンツ文化史学会がキャラクタービジネスについての講演会を開催
日本の様々なコンテンツを考察するコンテンツ文化史学会が、2015年第2回例会「キャラクター表現の物質性:モノがつなぐ人とメディア」を11月28日に開催する。
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会場の日本映画大学 新百合ヶ丘校舎には、マーク・スタインバーグさん、中川譲さん、陸川和男さんが登壇する。「キャラクター表現の物質性」は、どのように変化していくのか、キャラクタービジネスを歴史、社会、経済などから検討する。
コンテンツ文化史学会は2013年にも、「キャラクターを作る/動かす/考える」というテーマでシンポジウムを開催している。今回はアニメやマンガなどの表現だけでなく、カードやフィギュアといったキャラクター商品にも焦点を当てる。より多面的な視点からコンテンツの実像に迫る内容になるだろう。
講演者のマーク・スタインバーグさんは日本のアニメ・マンガの文化・経済史を研究し、「Anime’s Media Mix: Franchising Toys and Characters in Japan」を著したことで知られる。日本映画大学 准教授の中川譲さんは、その日本語版『なぜ日本は〈メディアミックスする国〉なのか』の訳者であり、サブカルチャーやコンテンツなどを研究している。
陸川和男さんは株式会社キャラクター・データバンク代表取締役社長で、日本のみならず世界でキャラクタービジネスの実務やコンサルティングを担ってきた。三人からどのような意見が飛び交うのか、注目の企画になりそうだ。
なお講演は全て日本語で行われ、司会は東北芸術工科大学の吉田正高さんが務める。参加費は無料だが、参加希望者は申込サイトで事前応募が必要となる。
[高橋克則]
「キャラクター表現の物質性:モノがつなぐ人とメディア」
日時: 2015年11月28日 13時開場 13時半開演(予定)
場所: 日本映画大学 新百合ヶ丘校舎4階大教室
《高橋克則》