山田尚子監督 「聲の形」が京都アニメーション制作で劇場アニメ化
『聲の形』のアニメ化の制作スタッフが明らかになった。監督には『映画 けいおん!』などを手がけた山田尚子さんが起用され、制作は京都アニメーションが行う。
ニュース
実写映画・ドラマ
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
「たまこラブストーリー」山田尚子監督インタビュー 第18回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞受賞
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

京都アニメーションは、『涼宮ハルヒの憂鬱』『響け!ユーフォニアム』『Free!』などを手がけたアニメスタジオで、アニメファンの間で実力派スタジオとして人気だ。
また発表にあわせて、原作者の大今良時さんと山田監督のコメントも発表された。多くの京都アニメーションの劇場オリジナル作品に期待が集まりそうだ。
『聲の形』は2008年に第80回週刊少年マガジン新人漫画賞に入選。その後「週刊少年マガジン」(講談社)2011年2月号と2013年12号に掲載され、13年から14年にかけて連載された大今良時さんのマンガが原作だ。聴覚障害をテーマにした作品として注目を集め、手塚治虫文化賞新生賞、コミックナタリー大賞、このマンガがすごい!2015 オトコ編第1位など数々の賞を獲得している。
そのアニメ化を手がける山田尚子監督は、2008年にテレビアニメ『けいおん!』で初監督。軽音部に所属する女生徒たちの軽快な掛け合いや、生き生きとしたライブシーンで注目を集め、2011年には『映画 けいおん!』で劇場版を手がけた。
その後、2014年には『たまこラブストーリー』で第18回 文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 新人賞を獲得するなど、高い評価を受けてきた若手クリエイターである。2015年にはテレビアニメ『響け!ユーフォニアム』でシリーズ演出も務めた山田の手腕に要注目だ。
アニメーション制作は京都アニメーションが行う。ハイクオリティな作品を生みだしてきた京アニの最新作としても熱い視線が注がれている。映画の公開時期やキャスト、制作スタッフなどの詳細も随時明かされる予定だ。
[高橋克則]
[スタッフコメント]
原作者・大今良時さん
「アニメでしか表現できない事が沢山あると思います。どうなるんだろう?今からわくわくしています。
漫画では自分の家族や友人などの身近な人や、全く身近で無い人をお話にしましたが、アニメでは皆さんが
自分のお話だと思えるような作品になると思います。
より多くの方にとって、より身近な『聲の形』になりますように。想像出来るもっと外側の驚きを、山田監督
なら表現してくれると思います。期待しています」
山田尚子監督
「はじめまして。監督の山田です。他人について知りたいと思うこと、知ろうとすること。
その思いの伝え方は人それぞれで、たくさんのかたちがあるように思います。
あしたにつづく希望の兆しをこの作品で将也たちと一緒に探っていきたいと思っています」
《高橋克則》
特集
この記事の写真
/