「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」初日舞台挨拶で潘めぐみが魔法をかける
10月9日から公開の『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』初日舞台挨拶が行われ、吉成曜監督と潘めぐみさんを始めとするキャスト陣が登壇した。
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それを受けて、海外のクラウドファンディングサイト「Kick-starter」で出資を募集。当初の目標金額である15万ドルを開始6時間で達成し、1ヶ月後には総額62万5518ドル(約7400万円)が集まった。
舞台挨拶には吉成曜監督、アツコ・カガリ役の潘めぐみさん、ロッテ・ヤンソン役の折笠富美子さん、スーシィ・マンババラン役の村瀬迪与さん、ダイアナ・キャベンディッシュ役の日笠陽子さん、アマンダ・オニール役の志田有彩さん、コンスタンツェ・ブラウンシュバンク・アルブレヒツベルガー役の村川梨衣さんが登壇。公開初日を迎えた心境を語った。
司会を務めるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーから、今の気持ちを聞かれた吉成監督は「アニメーターを訓練するという当初の企画とは意図が違うので、こんなことになるとは思わなかった」と率直な驚きを表した。
本編を見た感想として、「本当にすごい。より多くの絵で1秒1秒を紡いでいて、演じる身としても役者冥利に尽きる」と潘さん。折笠さんは、アフレコの時に同席していたアニメーターが、こだわりのポイントを語っていたエピソードを披露した。
村瀬さんは「TRIGGERさんが作るアニメは、まばたきをするのがもったいないくらい。口も開きっぱなしになってしまうので、飲み物が必要です」とコメント。
日笠さんは自身が演じたダイアナについて「今回はアッコの背中を押すお姉さんのようなポジションになっています」と、前作から成長したポイントを話した。本作から参加した志田さんと村川さんは、役が決まった当時のことを振り返った。村川さんは「最初に決まったと聞いた時は、やったぜ! という気持ちでいっぱいでした」と身振り手振りで喜びを表現した。
また潘さんは本編の試写を迎えた時のことを振り返り、「演出がズルくて、エンドロールに出資者の方々の名前がのっていました。たくさんの方の支えがあって実現できたんだな、と感謝の気持ちでいっぱいです」と涙ながらに語る一幕も。
その流れで、「Kick-starter」のバッカーズ(出資者)が2名来場していると紹介され、劇場は大きな拍手に包まれた。
最後は、登壇者から一言ずつメッセージが送られた。潘さんは「本当に夢と憧れと希望に満ちた、魔法のような作品です。ここにいる皆さんと、ここには来られなかった共演者、スタッフ、関係者、クラウドファンディングでご協力頂いた皆さん、そして『リトルウィッチアカデミア』を支え、愛してくれた皆さんのおかげだと思っています。今日、ここに来られなかった人たちに、魔法をかけたいと思います」と話し、会場を巻き込んで大きな拍手をした。「この拍手は、きっと海を超えて世界に届いたと思います。これからも続編ができるといいなと思いますし、皆さんにまた会いたいです」と舞台挨拶を締めくくった。
『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』
10月9日から2週間限定公開
監督・キャラクターデザイン・作画監督:吉成曜
脚本:島田満
美術監督:金子雄司 色彩設計:垣田由紀子 撮影監督:土田栄司 編集:坪根健太郎
音響監督:渡辺淳 音楽:大島ミチル
主題歌:大原ゆい子「Magic Parade」(TOHO animation RECORDS)
アニメーション制作:TRIGGER 製作:GOOD SMILE COMPANY 配給:東宝映像事業部
(C)2015 TRIGGER/吉成曜/GOOD SMILE COMPANY
《キャプテン住谷》
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