アニメーションマスタークラス今年も開催 講師は「ダム・キーパー」堤大介氏
ポリゴン・ピクチュアズは「デジタルコンテンツEXPO2015」において「アニメーションマスタークラス2015 世界を魅了した色と光の演出 ~堤大介のカラースクリプト術~」を開催する。
ニュース
イベント
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
劇場アニメ「亜人」での造型監督の仕事 ポリゴン・ピクチュアズ片塰満則氏が紹介@あにつく2015
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

そのなかのひとつが、アニメーション制作のポリゴン・ピクチュアズが実施する「アニメーションマスタークラス」である。毎年、国内外のトップクリエイターを招き、そのクリエイティブと技術、ノウハウなどを伝えている。2014年は森田宏幸さん、2013年は中島聖さんとトップクリエイターが登壇した。2015年も世界的に注目されているアーティスト堤大介氏を招いて開催する。
2015年のセミナータイトルは「アニメーションマスタークラス2015 世界を魅了した色と光の演出 ~堤大介のカラースクリプト術~」。10月24日に行われる。
当日の講師となる堤大介氏は、2015年アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた『ダム・キーパー』の共同監督である。光と色の演出の技術論に焦点を当てて、カラースクリプトの秘密に迫る予定だ。
堤大介氏は、米国の大手アニメーションスタジオのブルースカイスタジオなどを経た後、ピクサーに7年間在籍。アートディレクターとして『トイストーリー3』や『モンスターズユニバーシティ』を手がけた。同僚のロバート・コンドウさんと自費制作した『ダム・キーパー』が注目を浴び、2014年に独立しトンコハウスを設立した。
セミナーでは技術論だけでなく、フォトショップで光を操る独自のペイントテクニックなども紹介される。さらにトンコハウスの未公開プロジェクトの報告や、堤さんが日本のCGクリエーターとのコラボを求める理由なども語られる。世界の第一線で活躍するクリエイターから、理論、テクニック、心構えを直接聞くことができる貴重な機会になるだろう。
セミナーは日本科学未来館 第二会議室にて10月24日10時30分より開催。貴重なセミナーであるが、すでに満席となっており、残念ながら申し込みは終了している。業界内から高い注目を集めていることがうかがえる。
[高橋克則]
「アニメーションマスタークラス2015 世界を魅了した色と光の演出 ~堤大介のカラースクリプト術~」
開催日: 10月24日10:30(開場10:00) ~ 17:00 予定
開催場所: 日本科学未来館 第二会議室
《高橋克則》
特集
この記事の写真
/