「逆転裁判」「モンスターハンターストーリーズ」アニメ化情報続々　カプコンブース＠TGS2015

東京ゲームショウ2015は、9月17日から20日まで千葉・幕張メッセで開催された。ゲームのイベントではあるが、期間中は人気ゲームのアニメ化も次々に発表され、アニメファン、アニメ関係者に見逃せないものとなった。
『ストリートファイター』や『バイオハザード』などを手掛けるカプコンは、数多くの人気タイトルを抱える大手ゲーム企業だ。一方で、アニメ化、実写映画化といった映像作品、さらに舞台化やイベント化などそうした作品のメディアミックスを積極的に展開することでも知られる。ゲーム以外の企業からも大きな注目を集める。

東京ゲームショウ2015でも、大きな発表が行われた。『逆転裁判』のテレビアニメシリーズ製作決定と、『モンスターハンターストーリーズ』のテレビアニメ化である。
実写映画や舞台にもなった『逆転裁判』だが、アニメ化は今回が初である。また『モンスターハンターストーリーズ』は深夜アニメでなく、フジテレビが新たなアニメ枠を創設し、広い視聴者に送り出す。野心的な試みだ。

カプコンブースでは大型タイトルの試遊コーナーが大きなスペーズに並び、来場者の目を惹いていた。『ストリートファイターV』、『モンスターハンターX(CROSS)』、そして舞台化が決定している『バイオハザード』から『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』、『biohazard 0』など。それぞれ体験した人にはプレゼント配布も行われた。
アニメ化が決定した『逆転裁判』は最新作『逆転裁判6』が登場、試遊コーナーでは裁判所をイメージしたつくりで、演出のこだわりを感じられた。一方、アニメ化の情報についてはステージで公開された2016年4月より地上波で放送という情報のみであった。詳細は今後明かされるようだ。
『モンスターハンター』の新たなシリーズ『モンスターハンターストーリーズ』も同じくアニメ化が決定した作品。ブースには、登場キャラクターであるナビルーが「テレビアニメ化決定！」という看板を持ち大々的にアピールしていた。フジテレビでの放送ということで、どのような展開が行われるのか、注目である。