第28回東京国際映画祭 特別招待作品を発表 全8作品をラインナップ
「第28回東京国際映画祭」の特別招待作品ラインナップが発表された。オープニングはロバート・ゼメキス監督の『ザ・ウォーク』、クロージングは篠原哲雄監督の『起終点駅 ターミナル』に決定。
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特別招待作品の注目は映画祭の幕開けを飾る『ザ・ウォーク』である。本作は1974年にワールド・トレード・センターを綱渡りした伝説の大道芸人 フィリップ・プティを描いた物語だ。
監督は『フォレスト・ガンプ/一期一会』『フライト』のロバート・ゼメキスが担当。実写とアニメの融合で注目を集めた『ロジャー・ラビット』や3DCGアニメ映画『ポーラー・エクスプレス』などアニメ作品も手がけた巨匠の最新作を、2016年1月の日本公開に先駆けて鑑賞することができる。
クロージング作品は11月7日公開の『起終点駅 ターミナル』に決まった。こちらは直木賞作家・桜木紫乃さんの小説が原作。北海道・釧路を舞台に、人生を諦めた男がひとりの女との出会いによって新たな一歩を踏み出す感動作である。
今年の特別招待作品は実話をもとにした映画が多い。『ザ・ウォーク』以外にも、ジェームズ・ディーンの死の直前の旅を描いた『ディーン、君がいた瞬間』、世界最高峰で起きた遭難事件を映画化した『エベレスト 3D』、クリムトの絵画返還を求めた女性をアカデミー賞女優ヘレン・ミレンが演じた『黄金のアデーレ 名画の帰還』がラインナップされた。
そのほか、『オーシャンズ』のコンビによるネイチャードキュメンタリー『シーズンズ 2万年の地球旅行』、余命宣告を受けた女性と夢に挫折した大学生の交流を描いたヒューマンドラマ『サヨナラの代わりに』、人気刑事ドラマ原作の完結編『劇場版 MOZU』の全8作が揃った。
「第28回東京国際映画祭」は10月22日から31日までの十日間、六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿ほかにて開催される。
[高橋克則]
《高橋克則》
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