現実世界でポケモンゲット!ポケモン×Ingressのスマホゲーム「Pokemon GO」発表会レポート
NIANTICが手掛ける人気ARゲーム「Ingress」と20周年を迎える「ポケットモンスター」がコラボしたスマートフォン向けゲーム「Pokemon Go」を発表した。
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ポケモンが本格的なスマホゲームとして展開されるのは、今回が初めてだ。この発表会の様子はニコニコ生放送で中継され、画面を通して全国のポケモンファンが注目した。
まずは、株式会社ポケモンの石原恒和社長が登壇。挨拶のあと大迫力のPVが流され、「Pokemon Go」について説明がなされた。スマホを通して位置情報を活用し、現実世界を舞台としてポケモンを楽しむことができるこのゲーム。
開発は、石原社長が任天堂の故・岩田聡さんと2年に渡って取り組んできた。このプロジェクトは、ポケモン、任天堂のほか、NIANTICともタッグを組んでいるとのこと。
ポケモンは、ゲーム内で捕まえたポケモンを現実の友達と交換することができ、人と人とを繋ぐコミュニケーションツールにもなっている。また、初代から舞台が「カントー地方」と、日本の関東地方をモデルにしており、「現実に近く想像しやすい」ということを意識して作られている。
石原社長は、「ポケモンに、同じ哲学を持つIngressの機能が加わることで、新しいポケモンのゲーム世界が構築できると考えました」と話した。
そしてここで、NIANTICのジョン・ハンケCEOが登場。石原社長との出会いやIngressの魅力、ポケモンとIngressが交わることの素晴らしさを熱く語った。
その後、ゲームフリークの増田順一さん、「Pokemon Go Plus」を開発した任天堂の宮本茂さんも姿を現した。「ついに、ポケモンが現実世界に出てきました!」と、20周年という節目の年にこのプロジェクトに関われることを嬉しく思います、と増田さん。
宮本さんが開発した「Pokemon Go Plus」は、腕時計のように腕につけたり、胸ポケットにつけたりできるアイテム。ゲーム世界で起こったことを、光とバイブレーションで伝えてくれるそうだ。また、真ん中のスイッチを押すとモンスターボールを投げることができるなど、「Pokemon Go」をより便利に楽しむことができる。宮本さんは最後に、「スマホとGo Plusを使って、ぜひ親子で外に出て楽しんでほしいです」と、このゲームへの思いを明かした。
発表会はここで終わり、この後は質疑応答へ。取材陣から多くの質問が投げかけられた。ゲームの詳細なシステムや操作方法などはまだ明かせないそうだが、スマホゲームによくある課金ユーザーだけが有利なゲームにはならなよう、大人から子供まで楽しめるゲームにしていきたい、と話すなど、答えられる範囲で回答し、壇上をあとにした。
[文=月乃雫]
《月乃雫》
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