「デアデビル」特別映像公開　話題騒然のNetflixが届ける独占配信タイトル

世界最大ユーザーを持つインターネット映像配信サービスのNetflixが、9月2日よりいよいよ日本でのサービスをスタートする。8月24日にはサービスの料金プランも明らかにされ、ローンチまでいよいよカウントダウント盛り上がりを見せている。
Netflixがなぜこれほどまで注目されのだろうか。理由のひとつが定額見放題で視聴できる多彩な配信作品、そしてNetflixでしか見られないクオリティの高い独占配信タイトルの存在だ。

国内サービス開始時には、早速いくつものそうしたタイトルが登場する。なかでも話題を呼んでいるのが、『デアデビル』である。マーベルの人気スーパーヒーローを、人気スターとハイクオリティの演出、映像でテレビシリーズとした作品だ。
9月2日に先駆けて、この出演キャストが作品の魅力を語る特別映像が公開された。独占配信に向けて期待が高まる内容だ。

『デアデビル』は1964年に誕生したマーベルの人気ヒーローだ。これを原作に全13話のドラマシリーズが作られた。デアデビルとなるのは不慮の事故で視覚を失った代わりに超人的感覚を手に入れたマット・マードックだ。昼は盲目の弁護士として働きながら、夜はクライム・ハンター“デアデビル”として法では裁ききれない悪に立ち向かっていく。

特別映像では、主演に抜擢されたチャーリー・コックスが「本当に素晴らしいストーリー展開になっているよ！」と語っている。善と悪の境界線という重いテーマ性に挑んだ本作を絶賛する。
そして「スーパーヒーローを題材にしたドラマが、テーマやトーンという面において、ここまで洗練されたものになりえるということに驚いたよ。それに、いまノリにノッているマーベルと仕事がしたかったんだ（笑）」とマーベル作品へ出演した喜びを明かした。

ヒーロー作品であればファンが気になるのがコスチュームだろう。本作ではフランク・ミラーの『DAREDEVIL:The Man without Fear』からインスパイアを得ており、エピソードの前半では原作通り黒いスーツに身を包んでいる。さらに、激しいアクションが繰り出されるのも特徴の一つだ。
チャーリー・コックスは別インタビューで「ジムに通って、トレーニングをみっちり受けたよ。マット・マードックは盲目という設定なので、アクションシーンで彼がなにかに反応するときは、頭の動作に意識をしている」と役作りについて語っている。
「たとえば、背後から誰かが接近したときは、その人物の方向を見ることなしに対応する。もちろん、実際の撮影では役者は目を使っているけれど、目が見えないということを常に意識しているんだ」と役柄に情熱を注ぎ込んだ。

本作は全米評論家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価98%を記録するほどの満足度を獲得したという。2016年にはシーズン2の配信が早くも決定している。
世界を席巻したヒーローが、日本上陸のキラータイトルになりそうだ。
[高橋克則]

『デアデビル』
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