「暗殺教室」スペシャルイベントにキャスト陣が集結 4000人のファンが熱狂

テレビアニメ第2期と実写映画の続編が決定した『暗殺教室』のスペシャルイベント「祭りの時間」が、8月16日に渋谷公会堂にて開催された。昼夜公演はともに満席で計4000人以上のファンが参加したイベントには、アニメのキャスト総勢14人が登場。ゲーム対決や朗読劇、ライブなど多彩な企画で盛り上がりを見せた。

ステージには3年E組の教室を再現したセットが用意され、まず殺せんせーの衣装を着た福山潤さんが登壇。朝のホームルームがスタートし、烏間惟臣役の杉田智和さん、イリーナ・イェラビッチ役の伊藤静さん、潮田渚役の渕上舞さん、茅野カエデ役の洲崎綾さん、磯貝悠馬役の逢坂良太さん、前原陽斗役の浅沼晋太郎さん、寺坂竜馬役の木村昴さん、イトナ役の緒方恵美さん、律役の藤田咲さんが姿を見せた。
また昼の部は矢田桃花役の諏訪彩花さんと倉橋陽菜乃役の金元寿子さん、夜の部は千葉龍之介役の間島淳司さんと速水凛香役の河原木志穂さんも参加し、祭りというタイトルに相応しい豪華なメンバーが揃った。

イベントの1時限目は「数学の時間」。公式サイトでのアンケートを元に、ファンの支持を集めたアニメの名シーンをランキング形式で発表していった。1話冒頭の一斉射撃のシーンから、最終話の普久間島での各キャラクターの名シーンまで、第1期を代表する様々なシーンが上映された。
2時限目は「暗殺の時間」として、キャストがぞれぞれの弱点を探るゲーム形式のバトルが繰り広げられた。入場者には事前に○と×が描かれた殺せんせーの特製うちわが配布され、ファンの意見を参考にする場面も見られるなど、会場の全員がクイズを満喫していた様子だった。

続いて、出演キャスト全員によるオリジナル朗読劇「夏祭りの時間」に移った。殺せんせーに誘われて夏祭りにやってきた生徒たちの物語を声優陣が熱演。その演技に会場中が見入る印象的な一幕となった。
「音楽の時間」ではエンディングテーマを担当する音楽ユニット・moumoonがスペシャルゲストとして登場。爽やかな歌声で「Hello, shooting-star」を披露した。さらにキャスト陣によるユニット・3年E組うた担も登壇。木村昴さんが参加したスペシャルバージョンで主題歌を歌い上げた。最後は一言ずつ、ファンへ感謝のメッセージが伝えられ、約2時間のイベントは大盛況の内に幕を閉じた。
[高橋克則]