KADOKAWA・DWANGO新社長に川上量生氏、佐藤辰男氏は代表取締役会長に
エンタテインメント企業のKADOKAWA・DWANGOは、2015年6月23日付で、同社の代表取締役社長に川上量生氏が就任すると発表した。
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KADOKAWA・DWANGOによれば、今回の異動は2014年10月に経営統合したKADOKAWAとドワンゴの成長を加速させるためとしている。新体制でグループの融合とシナジーを推し進めることになる。佐藤氏は引き続き、会長として川上氏をサポートするという。
企業経営においては、一般的には会長職は対外的な顔として活動し、社長が経営の実務面の指揮を執ることが多い。このため社長職から会長職への異動は多いが、会長職から社長への異動は少ない。異例の人事異動は、ドワンゴ出身の川上氏がより現場に近い場所で経営に携わりたいとの考えもありそうだ。
川上氏は長年、音楽や動画配信プラットフォームを運営するドワンゴの経営に携わってきた。同社が2014年10月に出版・映像などのKADOKAWAと経営統合した後は、持株会社のKADOKAWA・DWANGOの代表取締役会長に就任した。現在はドワンゴの代表取締役会長、KADOKAWA取締役、ブックウォーカー取締役、角川アスキー総合研究所取締役も兼任する。このほか「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られるアニメ製作会社カラーの取締役も務めている。今後も幅広いエンタテインメント業界で活躍しそうだ。
KADOKAWA・DWANGOは、2015年10月1日付で商号をカドカワに変更すると発表したばかりだ。エンタテインメント業界を驚かせた大型経営統合は、当初の予想以上のスピードで事業の融合を進めているようだ。
[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]
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