「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、カンヌ映画祭レッドカーペットに登場
第68回カンヌ国際映画祭で特別招待作品に選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が待望の上映を迎え、フォトコールと上映前のレッドカーペットの模様を伝える画像が公開された。
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ここに姿を見せたのは、新マックスを演じたトム・ハーディ、女戦士フュリオサ役で強い女を体現したシャーリーズ・セロン、全身白塗りの男ニュークスを演じたニコラス・ホルトだ。シャーリーズ・セロンは、劇中のマックスをイメージさせるヴァレンティノの黒革ドレスで登場し、ひときわカメラマンたちの注目を集めた。
『マッドマックス』シリーズといえば監督ジョージ・ミラーの出世作で、特に2作目の退廃的な世界観は公開当時とても斬新なアイデアとして受け入れられた。後に他の多くの作品に影響を与えた。
日本の作品においては『北斗の拳』などにその影響がみられるとされている。その人気シリーズの最新作とあって、大きな期待と注目を集めている。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で舞台となるのは、石油も水も枯渇しつつある世界だ。主人公は、愛する家族を奪われ、それでも本能で生きながらえている元警官のマックス(トム・ハーディー)。
資源を独占し、恐怖と暴力で人々を支配するジョーの軍団に捕われたマックスは、反逆を企むジョーの右腕フュリオサ(シャーリーズ・セロン)や、手下の全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と結託し、ジョーに捕らわれた美女達を引き連れ、自由を求めて決死の逃走を開始する。
メイン会場となるバレで行われたレッドカーペット・アライバルには、凶悪な支配者イモータン・ジョーを演じたヒュー・キース・バーとジョーに捕らわれた5人の妻たち"ワイブス"から二人、トースト役のゾーイ・クラヴィッツ、フラジールを演じたコートニー・イートンらが顔を揃え、場は一層華やいだ。
中でも注目を集めたのは、パートナーであるショーン・ペンにエスコートされ、黄色の鮮やかなロングドレスで登場したシャーリーズ・セロンだ。強靱な女戦士とはうってかわったチャーミングな立ち振る舞いで、会場の視線を一身に集めた。新たなマックスを演じたトム・ハーディは、スキンヘッドにヒゲを蓄え、更に精悍さを増した素顔を見せ、存在感を発揮していた。
公式上映にも大きな注目が集まり、ジュリアン・ムーア、ミシェル・ロドリゲス、ナオミ・ワッツら錚々たるメンバーが参加し、レッドカーペットは終始華やいでいた。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、カンヌ国際映画祭での上映後、5月15日から全米で公開される。もはや伝説となっている『マッドマックス』シリーズの最新作とあって、米の批評サイトでも評論家や観客から大きな支持と期待を集めている本作であるが、日本では6月20日(土)より公開される。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
madmax-movie.jp
6月20日(土)全国公開
[出演]
トム・ハーディ、シャリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン
[吹き替え声優]
AKIRA(マックス)、竹内 力(ジョー)、真壁刀義(新日本プロレス所属)(エレクタス)
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
(c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
《相馬 亨》
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