第5章製作決定に会場から歓声「コードギアス亡国のアキト」第3章初日舞台挨拶レポート

5月2日、人気アニメシリーズ『コードギアス亡国のアキト』の第3章「輝くもの天より堕つ」が全国の劇場で上映スタートした。公開初日は、このうち東京、大阪、名古屋の3都市で、舞台挨拶が行われた。
東京会場となったのは、新宿バルト9である。当日、会場は多くのコードギアスファンでぎっしりと埋め尽くされた。

ここで登壇したのは、日向アキト役の入野自由さん、レイラ・マルカル役の坂本真綾さん、シン・ヒュウガ・シャイング役の松風雅也さん、そして赤根和樹監督と河口佳高プロデューサーである。5名はいずれも黒いシックな服装で登場し、初日の華やかさを彩った。これに会場からは大きな拍手が送られた。

入野さんは第3章にキャラクターの内面や関係性について掘り下げていることにまずふれた。「見どころ満載ですし、セリフも全てに意味があって、何度観ても楽しめる作品になっています」と話した。
坂本さんは「レイラが凄く不器用だったことや、ユキヤがオペレーターの女の子たちに人気があったことが分かったり、今まで描かれてなかった部分を想像させるシーンが面白かったです」と語った。キャラクターの変化に着目する。
松風さんは久しぶりに坂本さんと会ったという。「ちゃんとした格好をして来たんですが、開口一番『カタギみたいだね』って言われました」と話したが、第3章と関係ないと入野さんから鋭いツッコミが入る場面もあった。

赤根監督は作品の注目ポイントについて「今までは取り憑かれたように戦っていたアキトが、周りとコミュニケーションが取れるようになって、少し笑みを見せるようになっています」と作中でのキャラクターの成長を語った。

登壇者のトークで会場のテンションが上がるなかで、トークの終わりにサプライズが用意されていた。当初は全4章とされていたシリーズに、第5章＝最終章の製作が決まったというものだ。この追加製作の告知で、会場からは大きな歓声が上がった。会
これに対して河口プロデューサーは「当初の予定よりストーリーがボリュームアップしたため、第5章を追加制作することにしました。その分、クライマックスは派手になっているので、引き続き応援して頂けると有り難いです。」と挨拶。ファンからの応援にお礼を述べた。

最後に一人ずつ新作を楽しみにしてきたファンたちに向けて感謝の言葉となり、イベントは終了した。笑いが多く盛り上がった初日舞台挨拶は、第5章の発表も相まってさらに次回への期待が高まるイベントとなった。

『コードギアス亡国のアキト』
http://www.geass.jp/akito/