安野モヨコ「オチビサン」はコマ撮りアニメ 日本アニメ(ーター)見本市第18弾
「日本アニメ(ーター)見本市」の第18弾『オチビサン』が4月17日に公開された。シリーズ初のコマ撮りアニメーションであり、日本の風物詩が彩りを添える可愛らしい作品となった。
ニュース
アニメ
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
うつのみや理「三本の証言者」公開 日本アニメ(ーター)見本市第17話
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

数々の個性的な作品が登場してきた日本アニメ(ーター)見本市だが、今回はシリーズ初のコマ撮りアニメーションである。日本の風物詩が彩りを添える可愛らしい作品となった。
『オチビサン』は春夏秋冬のそれぞれの季節を舞台に、元気な主人公・オチビサンが旅に出かけるという物語だ。お花見を楽しんだり、海で泳いだり、落ち葉を集めたり、雪だるまを作ったりと、四季を満喫する様子がキュートに表現されている。
また団扇や湯呑みと言った、日本の風物詩の上で展開するコマ撮りアニメの美しさにも目を奪われてしまう出来栄えだ。手描きや3DCGだけでなく、あらゆるアニメ作品に自由な創作の場を提供する「日本アニメ(ーター)見本市」らしい一作である
監督・脚本はクリエイティブラボPARTYを設立した川村真司さんが担当。テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出、ブランドのグローバルキャンペーンなど多彩な活動を行っているクリエイティブディレクターだ。文化庁メディア芸術祭やアヌシー国際アニメーションフェスティバルでの受賞歴もあり、国内外で高い評価を得ている。
原作の安野モヨコさんは『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』などのヒット作を手がけている。『オチビサン』あ、2007年4月より「朝日新聞」に掲載、現在は週刊誌「AERA」で連載中だ。
4月20日配信の「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第18回にはロンドンから川村真司さんがskypeで出演。そのほか相川幸絵さん、根岸純子さん、杉木完さん、前坂栄司さんの登壇を予定している。
本作は作画アニメーションをスタジオカラー、ストップモーションをドワーフが担当した。どのような過程を経て作品を生み出していったのか、注目の配信になりそうだ。
[高橋克則]
「日本アニメ(ーター)見本市」
http://animatorexpo.com/
「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第18回
http://live.nicovideo.jp/watch/lv214861814
日時: 2015年4月20日(月)21時~22時(予定)
出演: 川村真司(ロンドンからskype出演)、相川幸絵、根岸純子、杉木完、前坂栄司
《高橋克則》
特集
この記事の写真
/