「スナックワールド」、レベルファイブ新作はフルCG TVアニメ、映画化も決定
レベルファイブは、4月7日に新しい大型プロジェクトを明らかにした。『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』『妖怪ウォッチ』に続くクロスメディアプロジェクト第4弾『スナックワールド』だ。
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『スナックワールド』は、ニンテンドー3DS向けのゲームのほか、テレビアニメ、マンガ、玩具、映画を並行して展開していく。テレビアニメはテレビ東京系で放送、映画は東宝、マンガでは小学館「コロコロコミック」、そして玩具はタカラトミーとパートナーシップを組む。とりわけ通常は、テレビアニメのヒット後に動く出すことの多い映画が早くも決定しているのが珍しい。強力な布陣で、『妖怪ウォッチ』に続くヒットを目指す。
『スナックワールド』は、“ハイパーカジュアルファンタジー”をコンセプトに掲げる。ゲームにお馴染みのファンタジーの世界に、スマートフォンやコンビニなど現代のギミックが融合する不思議な世界観を持つ。
主人公のチャップは、ある事件で住人ごと一瞬にして破壊されてしまった村の生き残りの少年。悲しみを乗り越え、復讐の旅にでるのだが…が、オーサマの娘でわがままなメローラ姫にメロメロ、しかも正義感はあるがブラックな一面も持ち、自己中っぷりも発揮するなど個性的な性格だ。さらに模倣使いの少女マヨネらその仲間の個性もたっぷりだ。
発表会では本作の8分あまりにも及ぶショートアニメが早くも上映され、来場者を驚かせた。独特なポップな世界観に、ギャグも取り混ぜた親しみやすい作品に仕上がっていた。
なかでも注目されるたのが、本作が全編にわたりフルCGで制作されていることである。これまで日本人が不得意されてきたキッズ向けの立体感のあるキャラクターたちだが、ここでは親しみやすいポップなスタイルになっている。
しかも、レベルファイブの日野社長によれば、テレビシリーズもこのフルCGで制作されるという。30分枠のフルCGのテレビアニメシリーズはまだまだ少なく、日本のアニメ業界では挑戦だ。映画も同じくフルCGになる可能性が高く、今後の展開が注目される。
『スナックワールド』 パイロット版
[スタッフ]
総監督 原案/脚本: 日野晃博
キャラクターデザイン: 長野拓造
アートデザイン: 荒川政子
設定協力: 栗秋寿彦
CGディレクター: 榊原幹典
CGアートディレクター: 丸山竜郎
アニメーションプロデューサー: 小林雅士
スーパーバイザー: 奥野敏聡
音楽: 近藤嶺
音楽プロデューサー: 原太郎
楽曲プロデューサー: 高木貴司
[キャスト]
チャップ: 潘めぐみ
マヨネ: 竹達彩奈
ペペロン: 杉村憲司
ゴブソン: 宮澤正
ブタ子: 岡田恵
ビネガー: 杉野田ぬき
王様: 金子由之
メローラ姫: 柚木涼香
大臣: 丸山壮史
クルトン: 関雄
「LEVEL5 VISION 2015- THE BIGINNNING-」
http://www.level5.co.jp/vision2015/
《animeanime》
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