ベイマックス、産みの親と対面 大ヒット御礼&アカデミー賞受賞祈願、花園神社へ
1月19日寒空の下、新宿のビル街にたたずむ花園神社へベイマックスと声優らが登場した。大ヒット御礼とアカデミー賞受賞祈願の参拝、そして鈴の奉納をした。
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花園神社は新宿のビル街にたたずむ1590年からの長い歴史を持つ。神社の拝殿にはヒロ役の本城雄太郎さんとゴーゴー役の浅野真澄さん、ハニー・レモン役の山根舞さん、そしてベイマックスが登場した。
寒空の下ともあり、イベントの取材に集まった記者やメディアも震えがちだったが、ベイマックスが登場した瞬間その雰囲気も揺らいだ。「かわいい」などの声が上がり、まさに癒し効果が実際に現れた。そして3人とベイマックスは大ヒット記念御礼とアカデミー賞受賞を願として参拝した。
参拝が終わると、『ベイマックス』から花園神社へ鈴の奉納が行われた。ベイマックスの顔のデザインが鈴を基に考えられたキャラクターであることはよく知られている。実は『ベイマックス』のドン・ホール監督がリサーチのために来日し、新宿を歩いていた時に見つけたのが花園神社だったそうだ。
そこで鈴に出会ったのがきっかけだという。その鈴から顔を生み出し誕生したのがベイマックス。そうした出生の地であり、ベイマックスは自分の産みの親との対面となる。
花園神社の宮司さんへ鈴の奉納を終え、声優たちが『ベイマックス』について語った。ヒロ役の本城さんは「何度見ても、見るたびに発見がある」と話し「ぜひ皆さんには、何度でも見てほしい作品です」と話した。
そしてゴーゴー役の浅野さんは「声優の仕事を始めて13、14年声優になるんですけど、こんなにたくさんの人から「映画見たよ!」と言われるのが初めてだった」と話し「90歳になる祖母が映画館に見に行ってくれて、すごく感動したと言ってくれた」と嬉しそうに話した。
ハニー・レモン役の山根さんは「これはすごい作品になると思いましたが、出来上がった作品を見た時に、自分の想像を超えてはるかに素晴らしい作品になりました」と話す。
さらに宮司の片山文彦さんも、『ベイマックス』を見たとのことだ。そのうえで「アカデミー賞を取るんじゃないか」と話した。
さらにこの場に、ドン・ホール監督からのメッセージが届けられた。「これまで映画の作り手として、宮崎駿さんの作品を含む日本のアニメーションにいろいろインスピレーションをもらってきました。そして、このベイマックスをご覧いただくと、そのスピリットが反映されていることが分かると思います。
そのベイマックスが日本のファンの皆様に愛され、大ヒットしてくれて、我々にとってこれ以上嬉しいことはありません」。
想像を超えた感動とベイマックスの勢いはまだまだ続きそうだ。
『ベイマックス』
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『ベイマックス』
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《タカロク》
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