「華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド~狂宴~」新たな展開、暗殺者の意外な素性が明らかに
12月12日から青陵会館ホールで上演している『華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド~狂宴~』深紅を基調にした舞台でアクションシーンもあり、駆け引きのある物語が展開される。
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高浩美のアニメ×ステージ/ミュージカル談義
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池田「原作と俳優としての素材の接点を見つける」
成松「元をどう守りつつ、(そこから)創っていくかを考える」
田中「自分が一番、茂を愛さねば!」
ゲネプロ終了後、囲み取材があった。初演、再演は長男、次男、三男はゲームと同じ声優陣が演じていたが、今回、この3つの役は初役。
長男・正役の池田 努は「1ヶ月半稽古をしまして、ずっとこの役について考えていました」と語る。「すごいプレッシャーで、(しかも)前回は声優さんだったし。(ファンの)皆さん、確固たるイメージもあって、ものまねも出来ないし……原作と俳優としての素材の接点を見つけるための稽古でした」とコメント。
アニメやゲームの舞台化の場合、その役を演じる声優陣が作り上げるキャラクターの存在は大きい。これはどんな作品にもあてはまることだが、そこを乗り越えなければならない。池田は続けて「演出家の先生が導いてくれました。今日、舞台に立って役の芯が通った感じがありました」と感無量な様子。
次男・勇役の成松 慶彦も「ゲームだったりアニメだったりのものなので、元がある。正直、観れば答えが載ってるけど、これをどう守りつつ、(そこから)創っていくかを考えながら演じたつもりです」とコメント。
三男・茂役の田中 伸彦も「前のキャストさんのがどうしても気になって……。別の人間が演じるのでものまねは面白くない。(何より)自分が一番、茂を愛さなければ!」とコメント。
人気ゲームの舞台化、とりわけ、女性向きのゲームの場合、ゲームに登場する男性陣が舞台ではどのくらい自分たちが持ってるイメージに近いか、というところが最大の関心事。今回のキャスティングはそのあたりはファンの期待を裏切らない形となっていており、まずまずの出来映えではないだろうか。
来年も続々と新しいゲームが登場するようでもあるし、また、新しく舞台化されるゲーム原作のものもある。今後、ますます加速するであろうゲーム原作の舞台化、スタッフ・俳優陣のさらなるチャレンジに期待したい。
『華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド~狂宴~』
青陵会館ホール
12月12日(金)~12月21日(日)
http://hanayaka.otomelive.com/
(C)2012-2013 IDEA FACTORY・ichicolumn inc./華ヤカ哉、我ガ一族 キネトグラフ製作委員会
(C)華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド 狂宴製作委員会
《高 浩美》
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