「ガンプラEXPO 2014」 待望の「ディジェ」にココロオドル | アニメ!アニメ!

「ガンプラEXPO 2014」 待望の「ディジェ」にココロオドル

11月21日から24日まで開催している「ガンプラEXPO 2014」の見どころとは?待ちに待った「ディジェ」に、気になったガンダムサポーターの作品を紹介。

イベント・レポート アニメ
注目記事
ガンプラEXPO 2014
ガンプラEXPO 2014 全 8 枚 拡大写真
11月21日から24日まで「ガンプラEXPO2014」が、東京・秋葉原UDXで開催されている。ガンダムシリーズのプラモデル=ガンプラのアイテムを一堂に集めたイベントだ。
話題性たっぷりの企画、アイテムで一杯のイベントだが、その中でも見どころになったものをここで紹介してみよう。

まずは会場は入り口から『ガンダム ビルドファイターズ』、『Gのレコンギスタ』、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と怒涛の新作アニメのガンプラ、発売前のガンプラも多数並ぶ。アニメのシーンを再現したジオラマも迫力があり面白い。

そしてなかでも注目したいのはSDガンダムのコーナーだ。SDガンダムは、現在放送中の『ガンダム ビルドファイターズ トライ』のヒロイン・フミナが使っていることもあり、SDガンダムファンから注目されている。
会場ではガンプラは勿論だが、その背後にある今石進さんの生原稿だ。今石進さんは、SDガンダムのコミカライズでファンにお馴染みの存在だ。展示されたのは、連載当時の生原稿とあってかなり時間が経っていると思うが、色はきれいなままだ。よく見るとその線の細かさに驚く。ただでさえモビルスーツはパーツが細かいが、装飾がついたことによってさらに細かくなった。

そして筆者の動きが止まるほどの展示だったのが、REシリーズだ。REシリーズは「REBORN-ONE HUNDRED」の頭文字を取った新しいガンプラシリーズであり、9月に第1弾、小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』よりシャアの機体「RE/100 ナイチンゲール」が発売している。
今回新しく発表された第4弾は「RE/100 ディジェ」だ。「ディジェ」は『機動戦士ガンダムZ』に登場したカラバのMSで、ガンプラは1/144しか出ておらずHGも出ていない。人気の高いリック・ディアス系統の機体だが、ファンからの知名度は必ずしも高くない。
しかしアムロ・レイの専用機であり、彼が唯一乗った非ガンダム系のMSで、ファンにとっては嬉しいニュースとなった。

また会場内は、ガンプラが置いていないところもカッコよく作られている。モニターが並び、映像が流れ、そこにはガンプラが作られている様子がスタイリッシュに演出されている。
メインのガンプラに目を奪われがちだが、展示の仕方や演出もとても凝っているのでぜひ見てほしい。特にお台場の等身大ガンダムにも使われているプロジェクションマッピングはところどころに使われている。今やお家芸と言っても過言ではないだろう。

そして最後に、「ガンプラサポーター」と銘打った芸能人たちの作ったガンプラも見逃せない。これがクオリティが高く驚いた。
今回の「ガンプラビルダーズ」日本大会代表決勝にパンクブーブーの佐藤哲夫さんが入っていることも話題になっていたが、芸能人も伊達じゃない。個人的にぐっときたのはラーメンズの片桐仁さんとMr.childrenのドラマー・鈴木英哉さんだ。

片桐さんはサザビーをチョイス、色は鮮やかなエメラルドグリーン。以前川口名人に「ネガティブガンダム」という色を反転すると元の色になるというガンダムを作ってもらったことで、今回の作品を思いついたという。どういう事だ?と思った人は、撮影した写真の色を反転してみると驚くだろう。ちなみに片桐さんはガンプラの本を出していて、これがまた面白い。
Mr.childrenの鈴木さんは写真からして気合いが違った。シャアになりきっている。「この人、本物だ」と思わず胸が痛くなった。そんな鈴木さんはユニコーンガンダムを選び、ユニコーンの周りに浮かぶのはシールドファンネル、ではなくドラムセットとギター、ベースとなっている。この設定も面白いのでぜひコメントを読んでみてほしい。
他にもSKE48やGLAYのHISASHIさん、現在放送中の『サイコパス』総監督である本広監督とさまざまな人が並んでいた。

今回のイベントは入場料無料という事もあり行きやすいイベントになっている。ジャパンツアーも開催される事が決定しているので、改めてガンプラの魅力をその空間と共に味わってみるのも良いかもしれない。

「ガンプラEXPO 2014」公式サイト
http://gunplaexpo-japan.com/

「ガンプラEXPO 2014」
入場料: 無料
開場: 秋葉原UDX アキバ・スクエア(2F)
開催期間:
11月21日(金) 10:00~20:00
11月22日(土) 10:00~20:00
11月23日(日) 10:00~18:00
11月24日(月・休) 10:00~17:00
※入場は閉場時間の30分前

《タカロク》

特集

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]