「あさりちゃん」の作者・室山まゆみがギネス認定 熊本で認定式を開催
少女マンガ『あさりちゃん』の作者・室山まゆみさんが「二人組による1コミックシリーズ最多発行巻数(女性作家)」としてギネス世界記録に認定された。
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「ギネス世界記録」は、地球上にあるあらゆる「世界一」を収集して、独自のデータベースにアーカイブしている。世界記録を知る拠りどころとしてお馴染みだ。
室山まゆみさんは姉の眞弓さん、妹の眞里子さんの二人組のマンガ家である。1976年「別冊少女コミック」6月号にて『がんばれ姉子』でデビューを果たした。
自身の代表作である『あさりちゃん』は1978年の「小学二年生」8月号で連載がスタート。その後、他の学年誌や「コロコロコミック」「ちゃお」(すべて小学館)などで連載された。2014年2月に刊行された100巻をもって完結を迎えたが、36年の長きにわたって作品を描き続けた偉業がギネス記録として認められることになった。
室山まゆみさんは今回の認定について「数年前読者から"姉妹でこんなに長くひとつの漫画をかいている人なんていないと思います。ギネスブックに載るんじゃないでしょうか。申請してみては如何ですか"という内容のお手紙を頂いたことがあります」と明かし、「その時は、まさかありえないと二人して笑いました。それが現実になるとは正直びっくりです」と語った。
そして「ただ普通に仕事として二人で漫画をかいてきたことが"記録"として認定されるのは気恥ずかしくもありますが、それ以上に誇らしい思いもしています」を自らの想いを伝えた。
ギネス記録の認定式は、10月13日(月)に二人の出身地・熊本のイオンモール熊本にて執り行われる。併催イベントとして同店ホールにて展示会なども実施する予定だ。詳細は決まり次第「あさりちゃん」の公式サイトほかにて告知される。
[高橋克則]
「あさりちゃん」公式ホームページ
/http://family.shogakukan.co.jp/kids/netkun/asari/
《高橋克則》
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