広島国際アニメフェス 「森の伝説 第二楽章」、ピクサー新作短編など
8月21日から25日までアステールプラザで開催する第15回広島国際アニメーションフェスティバルのプログラムが明らかになった。
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会期中の目玉のひとつは、ハンガリー特集となっている。砂絵のライブで知られるフェレンク・カーコさんの作品などだ。このほか多彩な企画が用意されている。
初日21日は、ワールドプレミアとして『森の伝説 第二楽章』の上映とトークがある。監督は手塚眞さんで、父・手塚治虫が生前に手がけた未完となっていた作品の続編になる。
これまで「第一楽章」と「第四楽章」が制作されていた。手塚眞さんは2008年の第12回広島国際アニメーションフェスティバルで「第二楽章」と「第三楽章」の制作を継承すると発表していたプロジェクトだ。上映は開会式の前の歴代受賞作品特集1のひとつになる。
22日はピクサー最新短編作品『南の島のラブソング』の上映とセミナー、「ノーマン・マクラレン 生誕100周年記念特集」、「ブルーノ・ボツェット特集」上映とトークがある。
ピクサーやディズニーの最新短編作品の上映とセミナーは広島では恒例となっている。本作はディズニーの最新長編『ベイマックス』と同時上映となるはずなので、それに先駆けての公開は見逃せない。
ピクサーの上映とセミナーは「ノーマン・マクラレン 生誕100周年記念特集」と時間帯が重なっているので悩ましいところだろう。「ブルーノ・ボツェット特集」の前には代表作の『ネオ・ファンタジア』の上映もある。
特撮ファンには23日の「歴代名誉会長特集5」がオススメだ。レイ・ハリーハウゼンのドキュメンタリー『特殊効果の巨人』の上映がある。
そして24日は「山村浩二特集」などがある。24日は先のノーマン・マクラレンについても「ベスト・オブ・ザ・ワールド4」における特別上映としてドキュメンタリー「ノーマン・マクラレン アニメイティッドミュージシャン」もある。
25日はコンペティション作品から各受賞作品が決定する。今回はコンペティションには日本の作品が入らないという結果になっただけに、いつもより同日の「現代日本のアニメーション」枠に関心が集まっている。一方「LAIKAセミナー」では最新作の『ボックストロール』を扱う。
[真狩祐志]
広島国際アニメーションフェスティバル
/http://hiroanim.org/
《animeanime》
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