「リトルマーメイド」1周年、観客動員数38万人、公演回数336回 特別カーテンコール大盛り上がり!
劇団四季によるディズニーミュージカル『リトルマーメイド』は現在、公演数は336回、観客動員数も約38万人(4月6日時点)、人気の高さがうかがえる。
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ディズニーのミュージカルの魅力はクリエイターの“あくなき追求”に尽きると思う。ブランド力もさることながら、作品の魅力を最大限に引き出そうとする努力の賜物。こういった姿勢は日本の演劇界やエンターテインメント業界にとってもよい刺激となっている。
国産ミュージカル、とりわけ、現在海外から熱い視線を浴びている国産2.5次元ミュージカルにとって、質の高さと圧倒的人気を誇るディズニーミュージカルとは切磋琢磨し合う関係となっている。また、『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』の3作品の観客動員数はのべ1400万人、つまり日本人の10人に1人が四季のディズニーミュージカルを観ていることになる。つまり、観客の鑑賞眼も向上していると言える。よって、国内のエンターテインメント業界もさらによりよい作品を送り続けなければならない。『リトルマーメイド』の日本での成功は業界にとってもおおいなる刺激となっている。
4月6日のマチネ公演では、1周年を記念して特別カーテンコールが行われた。通常のカーテンコールが行われた後、緞帳がおりる。その後、オーヴァーチュアが流れ、その緞帳に『リトルマーメイド』の文字が浮かんだところで、観客席から歓声が起こった。人魚の華麗な舞いの後、全出演者が再び舞台上に集合した。キャストを代表してエリック役の竹内一樹が挨拶を行った。
「本日はご来場いただき誠にありがとうございます。『リトルマーメイド』東京公演は明日、4月7日に上演1周年を迎えます。この1年に劇場にお運びいただいたお客様はのべ38万人、『リトルマーメイド』を愛し、育んで下さったすべての皆様へ、出演者・スタッフ一同、心より御礼申し上げます。これからも皆様に作品の感動をお届け出来るよう、1回1回の舞台を精一杯つとめてまいります。どうぞ、より一層のご声援を賜りますようお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました」
客席からの大きな拍手の後、全キャストによる合唱があり、華やかなキャノン砲が発射された。そこでいったん緞帳がおりたが、鳴り止まない拍手で再び緞帳があがり、スタンディングオベーション、観客も出演者も手を振り、華やかな1周年の特別カーテンコールは10分近くに及んだ。
また、『リトルマーメイド』は街の活性化にも役立っており、大井町駅から劇場まで『リトルマーメイド』のフラッグがはためく。ライブエンターテインメントの活況は経済効果も高い。末永いロングランを期待したい。
[高浩美]
『リトルマーメイド』
積水ハウスミュージカルシアター
四季劇場 夏 (東京・大井町)
公演中
(延長公演決定2014年9月2日~12月31日 一般発売4月26日~)
/http://www.shiki.jp/applause/littlemermaid/
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