感動の第八回声優アワード授賞式 徹底レポート
第八回声優アワード授賞式が文化放送のメディアプラスホールで盛大に行われた。“世界の声優アワード”目指すこのイベントをレポートする。、
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![笑顔の授賞者とプレゼンターの方々。](/imgs/p/X2bKTbbkhKNuuQZDts1HWTagH66grq_oqaqr/31982.jpg)
■ 心温まるコメント、比嘉久美子「笑顔、想いをつなげていきたい」、
三木眞一郎「愛する相方と、息子が支えてくれた」、
三石琴乃「トロフィーは主人と娘に」
キッズファミリー賞の比嘉久美子は艶やかなドレス姿で登場。「作品に関わるたくさんの方の大切な想いがつながって私をこの場所に運んでくれて、喜びで胸がいっぱいです。たくさんの笑顔になるために、皆さんの私の大切な想いをつなげていきたいなと思います」と優しい人柄が感じられるコメント。キッズファミリー賞にふさわしいコメントで会場は温かい空気に包まれた。
シナジー賞は『ガールズ&パンツァー』、代表して西住みほを演じている渕上舞がステージに上がった。「この作品に関わった皆様、物語の縁となります大洗町の皆様、みんながこの作品を盛り上げてこの素晴らしい賞をいただきました」と挨拶した。
富山敬賞は2010年に第四回声優アワードでは助演男優賞に輝いている三木眞一郎。近年は活動の幅も広げ精力的に行っている。三木は「この賞をいただけて今、自分がここに立てるのは両親が産んで育ててくれたから。愛する息子が支えてくれて、そんな僕の背中を押して応援して下さる皆さんがいらしたから。この賞に恥じないように精進いたします」とやや緊張の面持ちで挨拶。
高橋和枝賞の三石琴乃は明るい色の着物姿でステージに。「声優として女性が長く続けるのは大変ですが……これからも風邪を引かないように頑張りたいです。今日の、このトロフィーはいつも影ながら支えてくれている主人と娘に渡したいです」とどちらも“家族思い”な発言。人柄が感じられる両人のコメントに大きな拍手が送られた。
■ 大ベテランのユーモアに脱帽。キートン山田「もらえるものはもらっとく」、納谷六朗「今年で81、下さった方も81」、作品の偉大さアンパンマン、戸田恵子「喪失感が大きい」、中尾隆聖「25年間やらせていただいています。素敵なキャラクターと出会えた」
続いて大ベテランの登場、功労賞のキートン山田は「僕はまだ中堅でございます」の発言にドッと笑いが。あの語り口調で「人生は後半に続く」とここでも会場は大ウケ。シメの言葉は「(ある方から)もらえるものはもらっとけと言われました」、会場を終始笑わせてくれた。
その後をうけての納谷六朗も「今年で81、(賞を)下さった方が81(プロデュース)の社長」とコメントで対抗、ベテラン声優のトークの巧みさの“競演”はさすがであった。
特別賞『アンパンマン』は代表してアンパンマン役の戸田恵子とバイキンマン役の中尾隆聖。戸田恵子は黒のパンツスーツに赤のネクタイ、中尾隆聖はグレーの蝶ネクタイ。
戸田は「キートン山田さんが中堅なら、私は新人でございます」と挨拶。原作者のやなせたかし氏が他界した直後は「喪失感がとても大きくて……」と気持ちはふさぎ込みがちだったようだが、アンパンマンのイベントで子供たちとのふれあいを通して、気持ちが新たになったと語った。
中尾は「25年間やらせていただいています。素敵なキャラクターと出会えた」と作者への感謝の言葉を述べた。ロングセラー作品にふさわしい両人のコメント。アンパンマンの作品としての偉大さにあふれたコメントであった。
《animeanime》
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