手塚治虫「火の鳥」舞うミハラヤスヒロ、新宿伊勢丹にオープン
「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」が伊勢丹新宿店本館3階ザ・ステージ#3にてポップアップストアをオープンしている。同階リモデル1周年のイベントの一環。会期は12月17日まで。
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パリで発表されたミハラヤスヒロ2014SSコレクションでのテーマは“フェニックス”。デザイナー三原康裕が日本で最も偉大な漫画家である手塚治虫の人気作品「火の鳥」にインスパイアされ、それをきっかけにこのコラボレーションが実現したという。金色の壁面に大きく火の鳥がデザインされたファサードの他、手塚作品の映画公開時のポスターやレプリカ原画が展示され、手塚作品の世界観が装飾でも表現された。
手塚作品“火の鳥”は「火の鳥は人間が犯す間違いを見守り続ける。いつか人間たちが気づき、素晴らしい世界を作って行く日を待っている」というストーリー。三原氏には3.11.以降の日本が抱える問題に対して「一刻も早く良い未来へ、世の中が少しでも良い方向へ進んで行ってもらいたい」という想いがあり、同コレクションはそのシンボルとして火の鳥を用いている。今回店頭に並ぶ全アイテムが伊勢丹先行販売。
火の鳥をモチーフにしたアパレルの他、カモフラージュ柄に火の鳥をデザインしたスマートフォンケース(7,140円)、クラッチバッグ(1万9,950円)、スリッポン(2万4,150円)やキャンバス地のトートバッグ(3,360円)などを展開。
「最近は、マンガやグラフィックがトレンド。今回のコラボはそれともマッチしている。同ブランドはメンズラインからスタートしているので物作りへのこだわりを強く感じられる。レギュラーアイテムよりもリーズナブルな価格設定になっているので、今年のクリスマスギフトとして手に取ってみてもらいたい」と担当バイヤーは語る。
《高橋果内子》
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