「最遊記歌劇伝」再始動　峰倉かずや原作のミュージカル、2014年GWに公演

峰倉かずやさんの描くマンガ『最遊記』シリーズを原作に、2008年と2009年に上演されて好評を博したミュージカル『最遊記歌劇伝』が再始動することになった。2014年ゴールデンウィークに、5年ぶりのステージが実現する。
会場は全労済ホール／スペース・ゼロ（新宿）で、チケットは2014年2月より発売を開始する。ファンにとって気になるキャストの一部も発表されている。玄奘三蔵役に鈴木拡樹さん、孫悟空役に椎名鯛造さん、ニイ健一役は唐橋充さんの3人は、2008年版を引き継ぐ。一方で、沙悟浄と猪八戒は新キャストを起用する。5年ぶりのステージがどう演出されるのかも気になるところ、今後の発表を待ちたい。

「最遊記」シリーズは、1997年よりスクウェア・エニックスの「月刊Gファンタジー」や一迅社の「コミックZERO-SUM」にて掲載されてきた。女性を中心に高い人気を誇る。『最遊記』のほか、『最遊記RELOAD』、『最遊記RELOAD BLAST』、『最遊記外伝』、『最遊記異聞』などが描かれてきた。
また、マンガ原作以外にも、様々なメディア展開をしている。アニメはそのひとつだ。1999年のOVA『最遊記』、3つのテレビシリーズ、劇場長編など、多くの作品が世に送り出されている。このほか小説、ゲーム、ドラマCDなどの展開もしている。ミュージカル『最遊記歌劇伝』もその一環として行われている。

ゴールデンウィークの公演に向けて、それを盛りあげるイベントも開催される。2014年1月26日に“旅支度イベント”の開催が決定した。
キャストを迎え、過去2回の公演を振り返るトークイベントとなる。こちらの会場は東京・浅草橋のヒューリックホールだ。チケットは12月下旬からの発売を予定している。
［真狩祐志］

最遊記歌劇伝
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