スピルバーグとカッツェンバーグ 映画アカデミー博物館設立に各10億円を寄付
ハリウッドの映画プロデューサーであるジェフリー・カッツェンバーグ氏と、映画監督・プロデューサーであるスティーブン・スピルバーグ氏が、映画アカデミー博物館設立資金としてそれぞれ1000万ドル(約10億円)を寄付した。
ニュース
海外
注目記事
-
“警察官”キャラといえば? 3位「銀魂」土方十四郎、2位「ヒプマイ」入間銃兎、1位は…<24年版>
-
LAの映画アカデミー博物館は2017年オープン予定 ゲフィン氏が2500万ドル寄付
-
「声優と夜あそび」新クール突入! 夜あそびメンバーのプロフィール帳をチェック
映画アカデミー博物館設立は、映画芸術科学アカデミーとロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)が進める大型プロジェクトである。プロジェクトに必要な資金は3億ドル(約300億円)、その大半を寄付で賄うとして、2012年より資金キャンペーンを展開していた。資金調達の委員長であるボブ・アイガー氏は、今回の寄付で大きく前進し、すでに目標の半分を超えたとしている。
映画アカデミー博物館は、LACMAに離接する歴史的な建物ウィルシャー・メイ・カンパニービルを再活用する予定だ。設計は世界的な建築家レンゾ・ピアノ氏とゾルタン・パーリ氏が起用されている。
延べ床面積は2万8000m2で、完成すれば米国の映画の歴史を一望する展示施設と劇場、スクリーニングルーム、教育施設、企画展示室からなる超大型博物館施設が誕生する。運営はLACMAが担当する予定だ。
この寄付に対する感謝として、映画芸術科学アカデミーは、博物館のロビー階にそれぞれの名前を冠したギャラリーを設ける。マリリン&ジェフリー・カッツェンバーグ ギャラリー(The Marilyn and Jeffrey Katzenberg Gallery)とスピルバーグ・ファミリーギャラリー(The Spielberg Family Gallery)である。ふたつのギャラリーは巨大なオープンスペースとなり、映画の過去、現在、未来を知る展示が行われる。
映画アカデミー博物館(The Academy of Motion Picture Arts and Sciences)
/http://www.oscars.org/academymuseum/
《animeanime》
特集
この記事の写真
/