大人気タイトル「薄桜鬼」、ミュージカル第3弾は土方歳三篇、新撰組のキャラクターは不滅
高浩美のアニメ×ステージ&ミュージカル談義:■ 公演前のイベントでファンもキャストもテンションアップ ■ 座長としての貫禄十分、矢崎広演じる土方歳三は当たり役
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高浩美のアニメ×ステージ/ミュージカル談義
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アニメ×ステージ&ミュージカル談義
[取材・構成: 高浩美]
■ 公演前のイベントでファンもキャストもテンションアップ
オトメイトの人気ゲーム『薄桜鬼~新撰組奇譚~』が発表されたのは2008年のことだった。それから様々なシリーズが登場、メデイアミックスも盛んで、テレビアニメはもちろん、劇場アニメ、OVA、カフェ、居酒屋メニュー、ツアー、そしてミュージカルと多彩に展開しているのは周知の通り。
現在、ゲームの累計販売数は70万以上だそう。来年、『劇場版 薄桜鬼 第2章 士魂蒼穹』も公開が決定している。現在、「カラオケの鉄人」歌舞伎町店ではミュージカル『薄桜鬼』の歌が唄える特別ルームがあるそう。
今回のミュージカル化は第3弾、土方歳三篇となるが、公演に先駆けて板橋文化会館にてファンに向けてのイベントが9月23日に開催された。トークでは稽古中のエピソード等を披露、ファンにとっては楽しい内容でハイタッチ会もあり、会場は大いに盛り上がった。
公演前のイベントはファンがキャストと触れ合う数少ない機会である。ミュージカルを観る前から盛り上がれる、という趣向で、公演自体もさらに楽しく鑑賞出来ること、請け合いである。さらにキャスト達もファンと触れ合うことによってテンションも上がるので、公演のパーフォーマンスにもさらに力が入りやすくなる。いずれにせよ、イベントは公演にとってプラスに作用、今後もこういったことは継続して欲しい。
現在、オトメイトの他のタイトルも次々と舞台化されており、オトメイトファンの嬉しい悲鳴が聞こえてくるようである。もともと演劇を支えている観客は女性が大半を占めている。女性向きのゲームの舞台化は日本の演劇界の活性化につながるであろう。
《animeanime》
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